研究について

研究成果

港湾鋼構造物の腐食調査(第7報)-尼崎港蓬川水門腐食調査-

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0138 1972年06月
執筆者 善一章、阿部正美
所属 構造部 主任研究官
要旨

尼崎港蓮川水門の腐食調査をして、次の結果を得た。
 (1)水門では平均干潮面直下付近の突出部(補剛材の縁)に腐食が集中し最大腐食速度が1mm/yr(片面)を越すが、肉厚方向の腐食量は小さい傾向のあることが確かめられた。
 (2)一方、ジェットパイプでは堆積泥中や漂流物の接触部分に腐食が集中した。
 (3)このような集中腐食の現象はマクロの腐食の立場から説明できる。
 (4)その他、閘、水門施設の腐食調査法に関する資料が得られた。

全文 /PDF/no0138.pdf