研究について

研究成果

第一特浚丸浚渫試験報告

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0123 1971年06月
執筆者 松田任、八木得次、木原純孝、奥出律、川村洋一、河野茂、津村悦夫
所属 機材部 機材部長
要旨

 第一特浚丸の浚渫能力の実態を把握するために、鹿島港において約一週間、現地試験を行なった。
 試験時の土質に対しては船速約3ktにおいて含泥率のピークが現われ、また接地圧の増加に伴なって含泥率の増加傾向をつかみ得た。
 堀削用ジエットの効果は、単位時間当りの積載土量で比較してみると、かなりあるものと推察される。
 揚土能力に影響を及ぼす船体動揺は台風通過2日後に最大値を示し、ローリング角は約9.0°、その周期は8~11secで、ほぼ波浪周期と一致した。

全文 /PDF/no0123.pdf