研究について

研究成果

鋼矢板式けい船岸上部工の標準設計(案)

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0103 1970年06月
執筆者 蓮見隆、岩渕哲治、片山猛雄
所属 設計基準部 設計基準課
要旨

タイロッドを有する通常の形式の鋼矢板式けい船岸上部工の標準設計を行なったので報告する。
 上部工の諸元は次の通りである。
 高さ 1.5m、2.0m、2.5m、3.0m、3.5m および 4.0mの6種
 幅  1.0m、1.2m および 1.4mの3種
 長さ 20m
 標準設計を行なった上部工の形状は、上記の組合せにより18種となるが大部分の圧延鋼矢板に適用出来るよう、鉛直方向の配筋間隔を20cmおよび25cmの2種としたので、作成した標準設計は36種である。また標準設計図は、3種類の幅を1枚の図面におさめたので12枚よりなる。
 なお、設計計算法は港湾構造部設計基準によったが、水平方向の配筋は船舶せん引力、衝撃またはモビールクレーンのアウトリガー反力を荷重として受ける弾性支承上のはりとして設計した。

全文 /PDF/no0103.pdf