研究について

研究成果

航空機タイヤの平均接地圧に関する一考察

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 009-02-03 1970年06月
執筆者 須田熙、佐藤勝久、阿部洋一
所属 土質部 滑走路研究室
要旨

空港舗装を設計するさいに必要となる、航空機タイヤの平均接地圧や接地面積については、従来不明確な点が多かった。また、大荷重の加わる車輪荷重の測定方法にも困難な点がある。本研究は、これらの問題点を明らかにしたものである。
 試験舗装上において、大型航空機用車輪を使用し、タイヤ内圧と輪荷重を種々変化させ、タイヤプリントを行ない、その結果から輪荷重、接地圧、接地面積等の相関関係を求めた。見掛けタイヤ接地面積から実用上問題ない精度で、輪荷重が推定できることも分かった。

全文 /PDF/vol009-no02-03.pdf