研究について

研究成果

水平全方向流速計の試作について(第1報)

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 009-01-03 1970年03月
執筆者 柴山煒彦、須藤茂
所属 水工部 水理研究室
要旨

東京湾航路拡張のため現状における流況観測が必要となり、長期間連続測定できる流向流速計を開発した。
 本報告書では各種性能試験及び現地観測の結果をまとめたものである。
 3種類の流速計について検定試験、方向特性試験及び応答性能試験等を行なった。水平全方向流速計を東京湾内の第二海堡に垂直方向に5台設置し観測の1例と各種の性能試験の結果をまとめたものである。
 水平全方向流速計の流速測定範囲は4cm/secから400cm/secまでの流速が計れ又流向は水平360度を連続的に測定できる。尚観測の結果から乱れの速度成分までも測定出来るものと思われ実用に供し得るものである。

全文 /PDF/vol009-no01-03.pdf