研究について

研究成果

空港コンクリート舗装の構造設計法に関する一提案

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0082 1969年09月
執筆者 森口拓
所属 土質部 主任研究官
要旨

本文は、滑走路、誘導路、およびエプロン等の空港におけるコンクリート舗装の構造設計法についての一つの提案を設計基準の形式で述べたものである。ここで構造設計とは、路盤の厚さ、コンクリートスラブの厚さ、目地の配置および構造、鉄筋の量および配置などの設計を意味し、これらを無筋コンクリート、鉄筋コンクリートおよび連続鉄筋コンクリート舗装、並びにかさ上げコンクリート舗装について、それぞれ述べている。
 コンクリートスラブの厚さの設計は、ウェスターガードの中央載荷公式に基づいたもので、無筋コンクリートおよび鉄筋コンクリート舗装については、米国のポルトランドセメント協会の設計法に、連続鉄筋コンクリート舗装は、米国の連続鉄筋コンクリート舗装研究グループの設計法に、かさ上げコンクリート舗装は、米国の陸軍技術部の設計法にそれぞれ準拠した。

全文 /PDF/no0082.pdf