研究について

研究成果

金沢港におけるポンプ船試験報告(ブースタポンプを使用した長距離輸送について)

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0060-02 1968年09月
執筆者 八木得次、宮崎昭児、是石昭夫
所属 機材部 流体輸送研究室
要旨

 金沢港における浚渫埋立工事は、最長時約7kmの輸送距離があって、浚渫船の外ブースタ船を4隻直列に連ねた作業形態で昭和42年12月より開始された。
 本資料は、去る昭和43年2月に行った現地試験および運転実績にもとずいて、ブースタポンプを使用した場合のポンプ管路系の特性、施工能力および今後の工事計画等について検討したものである。
 試験は、送水及び浚渫試験を行いポンプ圧力、電力、含泥率等の関連項目を測定して、現在の作業条件下での実態を把握し、これらをもとに実用性能図を作成して能力限界を明示した。

全文 /PDF/no0060-02.pdf