研究について

研究成果

被災防波堤集覧

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0058 1968年09月
執筆者 北島昭一、中野拓治、堀井修身、柿崎秀作、降旗健一、花木芳雄
所属 設計基準部 設計基準課
要旨

 この集覧は、過去において防波堤がどのような災害を受け、それを如何に復旧したかを図面を中心に収録したもので、改良工事による断面変化も収録してあるので、一つの防波堤の断面の現在に至る変遷もわかるようになっている。
 調査範囲は原則として直轄港湾工事年報の昭和24年度版~昭和39年度版に記載の災害復旧工事とした。最終的に収録したのは北海道は小樽、岩内、網走、留萌、椴法華、稚内の6港、本州、四国、九州の港湾は秋田、酒田、新潟、富山、小名浜、清水、神戸、和歌山、姫路、小松島、高知、博多、苅田、鹿児島の14港の合計20港の防波堤について68ケースの被災例である。なお、集覧の最後に今回の収録例から、防波堤の被災について気の付いた事項を簡単にとりまとめておいた。

全文 /PDF/no0058.pdf