研究について

研究成果

塗料の防食効果におよぼす下地処理の影響

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0035 1967年11月
執筆者 阿部正美
所属 構造部 材料施工研究室
要旨

 塗装前の完全な表面処理が電気化学的作用による孔食の危険をなくす唯一の安全な方法であると思われるが、港湾における長尺鋼材表面はほとんどサンドブラストかまたはワイヤーブラシによって処理されている。これに対してカタログでは奇麗な鋼材片が使用されている。
 そのため現地条件における塗料の防食効果を明確にするために代表的塗料種と下地処理との関係を本報では定量的に求めた。
 この結果、塗料の防食効果を参照するときには類似した下地条件におけるものを参照すべきことがはっきりした。

全文 /PDF/no0035.pdf