研究について

研究成果

港湾構造物における高張力異形鉄筋の使用方法に関する調査研究(第1報)

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 005-15 1966年09月
執筆者 赤塚雄三、関博
所属 構造部 材料施工研究室
要旨

 高張力異形鉄筋について、昭和40年度直轄港湾事業における使用実績調査および各種特性の比較試験を実施した。
 実績調査の結果、港湾工事ではD25以下の細径鉄筋が大部分を占め、継手としては重ね合わせ継手が多く、ガス圧接継手も数例認められ、鉄筋の定着方法や貯蔵方法については改善を要する点があり、また鉄筋およびコンクリートの許容応力度に関しては検討すべき余地が多いこと、鉄筋の曲げ加工性は施工現場の実情を考慮して評価すべきこと、等が判明した。
 これらの資料をもとにして、国産の代表的な高張力異形鉄筋15種類を選び、D16を標準として、引張特性、付着特性、曲げ加工性および溶接性を実験的に比較検討した。

全文 /PDF/vol005-no15.pdf