研究について
研究成果
プレパックドコンクリートの型わくに作用する圧力について
発行年月 | 港湾空港技術研究所 資料 0026 1966年06月 |
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執筆者 | 赤塚雄三 |
所属 | 構造部 材料施工研究室 |
要旨 | コンクリート建設の原価要素のうち、型枠工事が占める割合は構造と現場条件の種類により、型枠によって占め、通常の鉄筋コンクリートの場合、この割合が20~30%になると言われている。プレパックドコンクリートと比較して、防波堤などのマスコンクリートの構造物の場合は、コストは10~20%、より小さい断面積の場合は20~30%で、ケーソンおよびL-ブロックなどの鉄筋コンクリート構造物の場合だと約30~40%となるので、型枠のコストは従来のコンクリートよりも相対的に高い。プレパックドコンクリートのもう一つの特徴は、型枠の膨張や目地の分離がしばしばモルタルの損傷漏れの原因となることである。したがって、型枠に作用する圧力の適切な評価は成果の管理と建設計画をするうえで重要な要素になると考えられている。 |
全文 |
/PDF/no0026.pdf
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