研究について

研究成果

港湾工事におけるプレパックドコンクリートの施工管理に関する基礎研究

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 004-06 1965年07月
執筆者 赤塚雄三
所属 構造部 材料施工研究室
要旨

1957年から1965年にわたって行なったプレパックドコンクリートの施工管理に関する基礎研究の結果を取りまとめたものである。すなわち、プレパックドコンクリートの品質を評価する場合の最も基本的にな問題と考えられるプレパックドコンクリートの試験方法、供試体強度と構造物母材強度との関係、プレパックドコンクリート諸強度相互の関係、等の諸点について試験および調査を行なって、プレパックドコンクリートの品質をその供試体圧縮強度より推定することは十分に根拠のあることを確かめ、その結果に基づいて割り増し係数等について検討した。次いで、使用材料の品質およびモルタルの配合よりその注入に至る工程に含まれる各種の変動要因と注入モルタルないしプレパックドコンクリートの品質との関係について試験を行うと共に、これらの施工現場における変動状態を調査して、配合設計の方法、管理要因、材料および工程の標準化、規格限界および管理限界、等の基礎資料を提示した。

全文 /PDF/vol004-no06.pdf