研究について
研究成果
荷重除去に伴なう粘土の膨張について
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 004-01-03 1965年02月 |
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執筆者 | 藤下利男 |
所属 | 構造部 土質試験課 |
要旨 | 地盤より採取した試料のセン断試験においては、試料が膨張していれば、原位置における土のセン断強さを過小評価することになる。地中より採取した試料のセン断強さ、特に一軸圧縮強さの減少の原因としては、採取に伴う練り返し効果が一般に指摘されていた。しかし著者は練り返し効果とともに、荷重除去による土の膨張もセン断強さ測定の誤差の大きな原因であることに着目し、試料の膨張を少くするための新型のサンプラーを考案した。試料採取における拘束応力の除去がセン断強さにいかに影響するかについては、SkemptonおよびSowaが飽和した粘土について実験的研究を行っている。 |
全文 |
/PDF/vol004-no01-03.pdf
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