研究について

研究成果

杭の横抵抗の新しい計算法

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 002-03-01 1964年03月
執筆者 久保浩一
所属 構造部 基礎工研究室
要旨

 港湾技術研究所・構造部・基礎工研究室では、運輸技術研究所に属していた時期を含め、10年近く杭の横抵抗に関する実験的研究を行なってきた。模型実験の対象も、垂直自由端の単杭という最も基本的なものから始め、頭部固定杭、斜杭、組杭、群杭、短杭などに及んでいる。
 その間、研究成果の一部を運輸技術研究所報告として発表したが、その中で著者らは杭の横抵抗に関する一つの新しい計算法を提案した。しかし、研究の進展に応じて発表してきたため、これらの報告は必ずしも実際の利用に便利な形になっておらず、この新しい計算法のわかりやすい解説を望む声をしばしば耳にしてきた。今回発表する港研報告は、この要望にこたえるためのものである。

全文 /PDF/vol002-no03-01.pdf