研究について

研究成果

注入モルタルの試験方法に関する研究 附:注入モルタル試験方法(案)

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 002-01-02 1963年06月
執筆者 赤塚雄三
所属 構造部 材料施工研究室
要旨

 注入モルタルの性状を明らかにするために必要と考えられる方法について調査検討を加え、その標準試験方法設定に必要な資料を提出する事にある。検討した項目は
1) 試験用注入モルタルの練り混ぜ方法
2) 流動性試験方法
3) 保水性試験方法
4) ブリージング率試験方法
5) 空気量試験方法
6) 凝結試験方法
7) 強度試験方法
の7項目である。発泡剤としてのアルミニウム粉末に関してはその膨張効果と強度におよぼす影響の程度などから試験するのが適当であると考えられるのでここでは検討の対象とはしていない。
 以上の各項目についての考察ないし実験結果はこれを注入モルタル試験方法(案)として取纒め、本研究の結論として報告末尾に記載し、注入モルタル試験方法の標準化の資料として提出した。

全文 /PDF/vol002-no01-02.pdf