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19 件中 1〜19 件を表示

底開式バージによる捨石マウンドの造成に関する実験

港湾空港技術研究所  報告  021-04-04

1982年12月

機材部 特殊作業船開発室
奥出律、山谷弘幸、松本茂

 庭開式バージから捨石を投入する場合、バージからの投石条件と投石水深が海底に堆積する捨石マウンドの形状に及ぼす影響を実験的に研究した。 投石条件を支配するホッパ開口速度と投石時間の間には双曲線的相関が認められた。投石条件を表す量として、投石時間、ホッパ開口幅お...

深層混合処理工法による改良地盤の地震時挙動

港湾空港技術研究所  報告  021-04-03

1982年12月

構造部 振動研究室
稲富隆昌、風間基樹、今村俊博

軟弱地盤の改良工法として深層混合処理工法が開発された。同工法による改良地盤の地震時挙動の実態については、十分に解明されていないのが実情である。そこで、横浜港大黒埠頭の同工法による改良地盤において地震観測を行い、改良地盤の振動特性を検討した。また、土の非線形特性...

鋼矢板壁の透水実験

港湾空港技術研究所  報告  021-04-02

1982年12月

土質部 基礎工研究室
荘司喜博、粂田政治、冨田幸晴

 鋼矢板継手部の透水に関する基本的特性を把握するための室内実験を行った。内容は、Ⅲ型鋼矢板(ラカワナ型継手)を加工した矢板壁の背後に水圧をかけ、継手部からの流出量と矢板壁前後の圧力水頭を測定するものである。実験ケースは、緊張の程度の異なる継手状態と、砂詰めの有...

恒流に及ぼす風と淡水流入量の影響-泉南沖データ(1978~1981)による検討-

港湾空港技術研究所  報告  021-04-01

1982年12月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男、森川雅行、坂口達也

 本論文は、1978年1月から1981年11月までに泉南沖で取得された潮流と海上風および枚方における淀川の流量のデータを用いて、恒流に及ぼす風と淡水流入量の影響を検討したものである。潮流は基本水準下3、9、16mの三層で超音波流速計により測定されている。 年間...

根入れ鋼板セルの耐震性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  021-03-03

1982年09月

構造部 耐震構造研究室
野田節男、北澤壮介、飯田毅、森信夫、田淵博

 根入れ鋼板セルの耐震性を明らかにするために、直径1m、支持地盤面上の高さ1m、根入れ比(根入れ長/支持地盤面上のセル高さ)0、1/4、1/2、の3連セル護岸に対する振動実験を行い、以下の結果を得た。1)強震動を受けたときのセルの外観上の挙動は剛体的であり、ロ...

直立消波ケーソンの反射率に関する理論及び実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  021-03-02

1982年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、吉本靖俊

 直立消波ケーソンの例として縦スリットケーソンをとりあげ、規則波が直角に入射したときの反射率に及ぼす各種要因の影響を考察したものである。 まず、消波ケーソンの水理性に対する一般式を求め、各種要因の影響を比較的簡単なかたちで把握できるように近似理論を展開し、反射...

不規則波実験による混成堤マウンド被覆材の安定性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  021-03-01

1982年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、柳生忠彦、村永努、柴田鋼三、合田良実

 混成堤マウンド被覆材の安定性に関するこれまでの研究は規則波によるものが主で、不規則波に対しどのように適用していけばよいかということは明らかにされていない。そこで、本報告では不規則波実験によって混成堤被覆材の安定性を検討した。 本研究の結果、不規則波の作用は有...

付着油除去システムの開発実験

港湾空港技術研究所  報告  021-02-08

1982年06月

機材部 特殊作業船開発室
奥出律、松本茂

 岩礁や護岸、海浜などに漂着し付着した流出油を除去する技術について研究した。 岩礁等に付着した油に対しては水ジェット法を適用し、その付着油はく離性能を定量的に評価した。また、その性能を向上させるために、砂混入ジェット法が有効であることを明らかにした。 一方、海...

港湾経済効果の計測手法

港湾空港技術研究所  報告  021-02-07

1982年06月

設計基準部 主任研究官
中野勉、稲村肇

 本報告は、港湾開発に伴う経済効果を計測する手法を提案するとともに、計測に必要となるデータの調査、分析の結果及びケーススタディの結果を示すものである。 計測手法には、1。経済効果の発生時点、帰属主体が明確になること、2。計測の過程が単純でわかりやすいこと、3。...

7年間海洋環境下に暴露したプレストレスコンクリートはりの耐海水性について

港湾空港技術研究所  報告  021-02-06

1982年06月

構造部 主任研究官
大即信明、下沢治

 近年、PCを用いた港湾構造物の設計施工が盛んとなり、PCの耐海水性に関する情報が一層必要となった。 本研究では、設計施工上から早急に何らかの情報が必要とされる1かぶりの問題、2新しいタイプの防食方法の問題、および、3接合部と定着部の問題、について検討した。 ...

コンクリート舗装の目地部における荷重伝達機能

港湾空港技術研究所  報告  021-02-05

1982年06月

土質部 主任研究官
福手勤、八谷好高、山崎英男

 本報文ではコンクリート舗装の目地部における荷重伝達機能を実験的に、および有限要素解析で理論的に検討している。 試験舗装は(式)の路盤上に施工された4枚のコンクリート版(各版とも縦横4.25m、厚さ27cm)から成る。これら4枚の版はのこみぞ目地、かぎ型目地、...

各種消波工による越波流量の減少効果

港湾空港技術研究所  報告  021-02-04

1982年06月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司、永井紀彦、西田一彦

 海岸護岸の天端高の設定にあたっては、越波流量を許容値以下に抑えることが重要であるが、環境や景観面および海浜の利用上の配慮から、天端高をなるべく低く抑える要請も強い。そこで、不規則波を用いた越波流量模型実験を実施し、護岸前面に異型ブロックを設置したブロック積み...

ブイ係留船舶の荒天時の振れ回り運動

港湾空港技術研究所  報告  021-02-03

1982年06月

海洋水理部 主任研究官
鈴木康正、諸石一幸

 荒天時に船舶を港内に避泊させる方法として、ブイに単点係留することが考えられる。本研究ではSALM型ブイに係留された船舶の振回り運動と係留力について、実験および数値計算によって検討した。得られた主要な結論は以下のとおりである。(1)定常風中における船体の振れ回...

レーザー・ドップラー流速計による砕波帯内の流速場の構造の解明

港湾空港技術研究所  報告  021-02-02

1982年06月

水工部 漂砂研究室
灘岡和夫、近藤隆道、田中則男

 従来適当な測定手段がなかったことから実態の解明が遅れていた砕波帯内の流速場に関して、新しい流速計であるレーザー・ドップラー流速計を用いた実験を行った。 その結果、砕波帯内の流速場を特徴づけている流速波形の非対称性、乱れ、連行気泡およびEuler平均流速の空間...

造波機によって発生する斜め波の特性について

港湾空港技術研究所  報告  021-02-01

1982年06月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司

 実際の海の波が方向スペクトルを有する不規則波であることはよく知られている。このような特性を有する不規則波を水層内に再現し、模型実験に用いることは非常に重要である。 本研究は、このような不規則波を発生させる装置を制作する際に重要となる斜め波の特性について理論解...

係船岸におけるたわみ性控え工の設計に関する研究(第2報)-実験的考察-

港湾空港技術研究所  報告  021-01-04

1982年03月

設計基準部 設計基準部長
松並仁茂、吉田行秀

 港湾の技術基準では、係船岸のたわみ性控え工の位置は、杭の曲げモーメント第1零点lm1を用いて、杭の前面に杭頭からlm1/3の深さより発進する受働すべり面と壁体背後の主働すべり面の交差位置をとおる水平面を仮想地表面とし、この面がタイロッドの上側にくるよう定めら...

非線形一次元圧密沈下の解析法とその適用

港湾空港技術研究所  報告  021-01-03

1982年03月

土質部 土性研究室
小林正樹

 圧密沈下解析に広く用いられているTerzaghiの一次元圧密理論の問題点を検討し、高精度の圧密沈下解析を可能とする数値解析法を開発した。この数値解析法を用いると、地盤の不均一性、土の応力-ひずみ関係の非線形性および時間依存性、浮力による荷重減少の影響などを考...

下層2層流についての実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  021-01-02

1982年03月

海洋水理部 海洋水理部長
加藤始、中野晋、池田高則

 小型の2層流実験水路(幅15cm、高さ30cm、全長3。1m)を使って、静止した真水層の下に塩水を流す下層の2層流実験を行った。平均流速分布や乱れはホットフィルム流速計を使って測定した。なお、実験は水路幅5cm及び15cmの場合について行った。  実験の結果...

超音波式波高計の改良とその効果について

港湾空港技術研究所  報告  021-01-01

1982年03月

水工部 海象観測研究室
高橋智晴、佐々木弘

 1969年に著者等が開発した超音波式波高計水中発射型を全国各地で運用していると、その測定記録の中に異常な波形が出現するという測定障害が発生し、その改善が必要となった。 異常波形の発生要因を実測により検討したところ、砕波などにより海中に混入した気泡群と海底から...