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25 件中 1〜20 件を表示

太径鉄筋を用いたコンクリートはりのひびわれ

港湾空港技術研究所  報告  012-04-06

1973年12月

構造部 主任研究官
関博

 太径鉄筋(D51)を用いたコンクリートはり(0.4×0.6×5.0m)18本を製作し、引張鉄筋の計算引張応力度1600~2000kg/cm2におけるひびわれ幅を主眼とする載荷試験を実施した。実験要因は、鉄筋径(D32,D38,D51)鉄筋比(約1%,2%,3...

ドラグヘッドに関する研究(第1報)-ドラグヘッドの基礎形状について-

港湾空港技術研究所  報告  012-04-07

1973年12月

機材部 流体輸送研究室
八木得次、奥出律、是石昭夫

 ドラグヘッドの土砂吸込性能に影響を及ぼす諸因子のうち、もっとも基本的な要因である吸込面積比Aq/apと辺比B/Lの2つをとりあげ、ドラグヘッドの吸込土量がポンプ流量Qとドラグヘッド走行速度VHと共にどう変わるかを調べ、そして土砂吸込性能が最大となる基礎形状を...

各種地盤における平均応答スペクトル

港湾空港技術研究所  報告  012-04-05

1973年12月

構造部 耐震構造研究室
土田肇、倉田栄一、石坂徳三、林聰

わが国の港湾地域で得られた強震記録の222水平成分について応答スペクトルを計算し、それらをスペクトルの形にもとづいてグループA、B、Cに分類した。各グループに属する観測地点の地盤条件を検討したところ、グループAは岩盤または非常に締った地盤、グループCは非常にゆ...

連続載荷方式による急速圧密試験

港湾空港技術研究所  報告  012-04-04

1973年12月

土質部 土性研究室
梅原靖文、松本一明、成田実、梅田裕史

共通の試料を用いて、定率ひずみおよび定率漸増載荷の両方式による連続載荷圧密試験を実施し、標準圧密試験結果との対応性、載荷条件の影響および試験条件の影響を調べた。これらの試験においては間げき水圧の測定精度が非常に重要であり、高い測定精度を維持するためには、静水圧...

空港アスファルト舗装のわだちぼれ

港湾空港技術研究所  報告  012-04-03

1973年12月

土質部 滑走路研究室
森口拓、浅島豊明、渋谷英男

 5つの空港において、わだちぼれ発生箇所、わだちぼれの大きさ、表層基層アスファルト混合物の材料と性質、切取り供試体のマーシャル試験値などについて調査した。その結果、現行のアスファルト混合物の配合設計法による場合は、大型航空機荷重の繰返し作用に対してわだちぼれは...

楕円柱体近似による固定船体に働く波力の理論および実験

港湾空港技術研究所  報告  012-04-02

1973年12月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実、高山知司、笹田正

 船や浮遊式海洋構造物を係留したときに作用する波力の基礎研究として、楕円柱体がある吃水を有して水面に固定されているときに働く波力の理論を導き、実験的に検討した。 理論解は楕円柱体の側面および底面の境界条件を満足し、円柱体を含めて任意の形状の楕円柱体に働く波力を...

波と流れによる砂移動に関する実験

港湾空港技術研究所  報告  012-04-01

1973年12月

水工部 漂砂研究室
田中則男、小笹博昭、小笠原昭

 波と流れが共存する場合に、漂砂に関する諸特性量(浮遊砂重量濃度分布、掃流漂砂量、リップル形状)が波だけの場合とどのように異なるかという点は、港湾・航路の埋没、河口閉塞等の問題を取り扱う際に是非検討しておかねばならない事項である。それにもかかわらず、波と流れが...

エアリフトの揚水特性について

港湾空港技術研究所  報告  012-03-08

1973年09月

機材部 流体輸送研究室
岡山義邦、八木得次

 エアリフトによる固体輸送の前段階として、パイプ浸水率を変化させた場合の揚水性能および、垂直管内の基礎的性質を知るための実験を行なった。 管内差圧より推定されたボイド率を、理論的に得られた垂直管内二相流の平衡式に用いることにより、揚水量曲線ならびに効率曲線が得...

細砂送流時における濃度分布および流速分布について

港湾空港技術研究所  報告  012-03-07

1973年09月

機材部 流体輸送研究室
是石昭夫、八木得次、奥出律

 不均質領域における管内の流動機構を知るには、濃度分布および流速分布を明らかにする必要がある。 本報告は、水平管路において細砂を流した場合の浮遊領域内でのそれらの分布を管断面の中心鉛直の5ケ所にて測定し、平均濃度および平均管内流速の関係を調べた結果を示すもので...

雑貨埠頭の上屋・倉庫のシステム設計(第2報)

港湾空港技術研究所  報告  012-03-06

1973年09月

設計基準部 システム研究室
早藤能伸、工藤和男

 第一報(港研報告Vol.11、No.4)で雑貨埠頭の上屋・倉庫の容量の決定法についての解析的な扱いについて報告した。この場合はモデルの性質から現象の細部については捨象せざるをえなかった。今回は第二報としてシミュレーションモデルによるアプローチを試みたが解析的...

長期間海水作用を受けたコンクリートはりのひびわれと内部鉄筋の腐食について

港湾空港技術研究所  報告  012-03-05

1973年09月

構造部 主任研究官
関博、丸山浩

 鉄筋コンクリートはり(断面15×30cm、長さ1.8m)を海水循環水槽に浸漬して、あらかじめ供試ばりに発生させたひびわれと内部鉄筋の腐食傾向を検討した。供試体は水槽中の感潮部および水中部に装置して、5年、7年および9年の時点において試験に供した。 試験結果に...

大阪湾の潮流と物質拡散に関する模型実験

港湾空港技術研究所  報告  012-03-04

1973年09月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
金子安雄、堀江毅、村上和男、上野信行、久保正則

 大阪湾内における大規模埋立地の造成が、湾内潮流および汚染物質の拡散におよぼす影響を水理模型によって実験的に検討したものである。 実験模型は水平縮尺1/2000、垂直縮尺1/200のコンクリート製で、大阪湾全域(含感潮水域)および紀伊水道、播磨灘の一部を再現し...

前面に遊歩道を持つ海浜護岸について-越波特性からの断面形の検討-

港湾空港技術研究所  報告  012-03-03

1973年09月

水工部 部付
服部典節、佐藤昭二

 レクリエーションのための海浜利用の見地から、前面に遊歩道をもつ護岸が推奨される。そのような護岸の越波特性を調べ、海浜に適した断面形を見出すため2次元実験を行なった。その結果、次のことがわかった。(1)前面に遊歩道をもつ護岸は、通常の海浜に基礎を設け直立壁にパ...

防波堤の設計波圧に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  012-03-02

1973年09月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実

 現行の波圧計算法には、重複波圧から砕波圧への移行が不連続であることなど幾つからの難点があるので、先に行なった系統的な波圧実験値などを基礎データとしてその公式化をはかり、新しい波圧計算法を提案する。この計算法は、(1)設計波高を対象地点で想定される最高波高に統...

衝撃砕波圧を受ける混成防波堤の挙動に関する考察

港湾空港技術研究所  報告  012-03-01

1973年09月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実

 混成防波堤は、マウンドおよび地盤の動的応答のため、強大な衝撃砕波圧を受けても滑動しないことが考えられる。マウンドおよび地盤のばねとしては水平ばねと回転ばねの二つがあり、地盤係数としては現地防波堤に対して100~200t/m3と推定される。 振動系のモデルとし...

沈埋トンネルと地盤の相互作用に関する実験的研究(第2報)-断層、不等沈下による影響-

港湾空港技術研究所  報告  012-02-04

1973年06月

構造部 材料施工研究室
中野拓治、田淵民雄、青木義典

 材料施工研究室では沈埋トンネルのような地中構造物が、地盤の変形によって受ける影響を実験的に調べるため、試験槽内の地盤に任意の変形を与えることのできる地中ひずみシュミレーターという装置を用い、種々の実験を行なって来ている。 本報告は試験槽内の地盤にトンネル模型...

地盤内の地震動分布に関する研究(第1報)-粘土地盤における地震動の観測と解析-

港湾空港技術研究所  報告  012-02-03

1973年06月

構造部 振動研究室
荒井秀夫、岩淵守義

 深さ約40mに岩盤の存在する野外実験場の粘土地盤に地中地震計を設置して地震動を観測した。地震動の加速度を表わす記録波形から変位波形を計算した。記録波形および変位波形のフーリェスペクトルを求め、それらを比較検討した。 次いで、地表における記録波形および変位波形...

海岸堤防の大型模型振動実験と円形すべり安定計算(第2報)-砂質粘土からできた堤体の場合-

港湾空港技術研究所  報告  012-02-02

1973年06月

構造部 主任研究官
野田節男、土田肇、倉田栄一

 砂質粘土で作られた海岸堤防の実物大模型振動実験を実施し、震度法を適用した円形すべり計算法によりその安定性を検討した。本稿は、海岸堤防の耐震性を確立するために行った調査・研究の一部で既に報告した砂質土堤防に関する同様な研究に続くものである。 一般に実験的手法に...

大型荷役機械を上載する桟橋の振動性状

港湾空港技術研究所  報告  012-02-01

1973年06月

構造部 耐震構造研究室
稲富隆昌、林聰、山下生比古

最近、日本各地に建設されてきたコンテナ専用埠頭桟橋は上載荷重として大型荷役機械であるコンテナクレーンを使用しているため地震時にどのような振動性状を示すか解明する必要がある。そのため、建設途中の実物桟橋に対して一連の実験を行ないこの種の耐震性に関する幾つかの基礎...

模擬岩盤(モルタル)の掘削抵抗について

港湾空港技術研究所  報告  012-01-06

1973年03月

機材部 作業船研究室
石塚浩次

 本報告は一軸圧縮強度100~300kg/cm2の四角柱モルタル試料の一面を、バイトがある深さによって掘削するときの掘削抵抗を導びいた。 すくい角が零度のバイトによって最初に試料の直角な面を掘削するときの掘削抵抗については、有限要素法および塑性方程式によって導...