研究について

検索結果

検索対象 両方から検索する
キーワード
発行年
所属
20 件中 1〜20 件を表示

沖積粘土のボーリングおよびサンプリングに関する研究(第5報)

港湾空港技術研究所  報告  009-04-02

1970年12月

土質部 土質試験課
松本一明、堀江宏保、奥村樹郎

今回はサンプリングチューブの刃先角度、内径比、および肉厚の相違が土の強さに及ぼす影響について調べた。 それらの結果を要約すると、次のとおりである。 1)刃先角度はきわめてシャープな3°が最もよい結果をえた。 2)内径比については指針で示す最大量(2%)と0との...

防波護岸の越波流量に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  009-04-01

1970年12月

水工部 波浪研究室
合田良実

防波護岸の設計においては、波の不規則性を考慮して越波量を算定しないと、過大あるいは過小な推定を行なうことになる。本研究では、波群中の波高の出現確率と、規則波の波高と越波流量との関係を組み合わせて、不規則波に対する越波流量の期待値を算出する方式を提案し、不規則波...

アルミナセメントを使用したプレパックドコンクリートの諸特性について

港湾空港技術研究所  報告  009-03-04

1970年09月

構造部 材料施工研究室
青木義典、関博、小野寺幸夫

アルミナセメントを使用した注入モルタルおよびプレパックドコンクリートの基礎的各種特性試験を実施し、材令28日に至る試験結果から、アルミナセメントのプレパックドコンクリート用セメントとしての適用法を検討した。 注入モルタルについては、所要配合条件を満足する範囲に...

静的載荷試験による空港舗装の実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  009-03-03

1970年09月

土質部 滑走路研究室
須田熙、森口拓、佐藤勝久、吉田富雄、川本晴郎、阿部洋一

大型航空機用の空港舗装5種類を、高含水比の関東ローム路床上に製作し、実物大の静的繰り返し載荷試験を実施して、舗装強度の検討を行なった。 セメント安定処理材やアスファルト安定処理材を路盤に有するアスファルト舗装を、路盤が粒状材からなるアスファルト舗装と、路床面の...

流れの中の風波についての実験的研究(1)

港湾空港技術研究所  報告  009-03-02

1970年09月

水工部 高潮津波研究室
加藤始、佐野喜久雄

水循環装置のついた大型風洞水路で、逆流のあるときの風波の測定を行なった。波高計の記録から直接計算された見かけの波のスペクトルから真のスペクトルを求めるため、実験での流速分布に対応した、線型1次近似の理論的な波速を計算し、波の方向分散は無視してスペクトル変換を行...

波浪の統計的性質に関する数値実験

港湾空港技術研究所  報告  009-03-01

1970年09月

水工部 波浪研究室
合田良実

波浪のスペクトル特性から、波高や周期の分布などの統計的性質を求め得るようにするため、24種類のスペクトル形状について電子計算機による波形のシミュレーションを各5~10回行ない、波形の極大値、極大-極小波高、ゼロアップクロス波高、波高と周期の相関係数、波高の連の...

水噴流による水中の岩盤掘削特性について-ノズル移動時のモルタル試料掘削について-

港湾空港技術研究所  報告  009-02-06

1970年06月

機材部 作業船研究室
藤井喜一郎、守口照明

本報告は、水中にある岩盤を高圧水で破砕する際の掘削特性について述べたもので、その特性を実験結果から実験式にして表わした。ただし実験に使用した岩盤は実験室内で製作したモルタルで、また圧力水は圧力10kg/cm2~47kg/cm2までの範囲のものである。実験測定値...

矢板壁の耐震性に関する研究(第2報)-矢板壁模型の振動数特性-

港湾空港技術研究所  報告  009-02-05

1970年06月

構造部 振動研究室
荒井秀夫、藤野芳明、坂井慧子

控え壁が固定である場合の矢板岸壁模型に1~100c/sの振動数の振動を与え、その振動数特性を調べた。模型壁は撓みと分布質量とが原型と相似になるように造られたものであり、土として乾燥砂が用いられた。実験結果の概要を述べると次のようである。 模型の振動には明らかな...

海岸堤防の大型模型振動実験と円形すべり安定計算

港湾空港技術研究所  報告  009-02-04

1970年06月

構造部 耐震構造研究室
土田肇、野田節男、倉田栄一

海岸堤防のような堤状構造物の耐震設計法を確立するために行ってきた一連の調査・研究の内、実物大模型に対する振動実験結果と震度法を適用した円形すべり安定計算法との比較について述べる。 一般に土構造物と模型の間では十分に相似律を満足することが困難であり、実在構造物に...

航空機タイヤの平均接地圧に関する一考察

港湾空港技術研究所  報告  009-02-03

1970年06月

土質部 滑走路研究室
須田熙、佐藤勝久、阿部洋一

空港舗装を設計するさいに必要となる、航空機タイヤの平均接地圧や接地面積については、従来不明確な点が多かった。また、大荷重の加わる車輪荷重の測定方法にも困難な点がある。本研究は、これらの問題点を明らかにしたものである。 試験舗装上において、大型航空機用車輪を使用...

偏心傾斜荷重を受ける粘性土地盤上の基礎の支持力

港湾空港技術研究所  報告  009-02-02

1970年06月

土質部 土性研究室
中瀬明男、小林正樹

粘性土地盤表面の基礎が偏心傾斜荷重を受ける場合の支持力について、円筒すべり面および地表面に沿う水平すべりを仮定して解析を行なった。粘性土の強度定数としては粘着力のみを考慮するが、この粘着力が深さに対して直線的に増大するものと仮定している。 求められた支持力係数...

長周期波に対する防波堤の効果に関する計算(第6報)-港口損失係数の影響-

港湾空港技術研究所  報告  009-02-01

1970年06月

水工部 防波堤研究室
伊藤喜行、木原力

われわれは、長周期波に対する防波堤の効果に関する計算を各種の港に対して実施してきた。これらに用いた基本方程式は港口においてfu2/2gなる損失水頭を考慮する以外は高次の項を省略した線型微分方程式であった。 従来の計算ではこの港口損失係数としてf=1.5を採用し...

捨石均し機の開発

港湾空港技術研究所  報告  009-01-08

1970年03月

機材部 特殊作業船開発室
小岩苔生、大平勝、平山勇、白鳥保夫

本報告はケーソンマウンド等の捨石し均し作業を機械化するための捨石均し機の試作と、本機による実験について述べたものである。試作捨石均し機は下部に起振機を有し、2個の偏心ウエイトの対向回転により、均し機に振子運動を生じさせるものである。均し作業はこの均し機をつり下...

軟底質における超音波の反射透過特性-フライアッシュ底質における室内実験-

港湾空港技術研究所  報告  009-01-07

1970年03月

機材部 流体輸送研究室
木原純孝

軟泥層を適確に探知する超音波測定機を開発するには、周波数に応じて軟泥層からの超音波の反射、伝搬や、軟泥中の透過・吸収特性がどのように変化するかを究明する必要がある。このような事から、7周波方式の超音波探査機を、軟底質としてフライアッシュ底質を用いて室内実験を行...

ふ頭エプロンの荷役活動と面積に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  009-01-06

1970年03月

設計基準部 計算室
工藤和男、高力健次郎、久保重美

横浜港の山下2号バースの観測を中心として、公共雑貨ふ頭エプロンの荷役活動を解析し、その結果にもとづいてモデルを作成した。この問題に対する研究の特色は、現在までほとんどのアプローチがエプロンを幅員として把えていたのに対し、エプロンを二次元的に把えて、本船、上屋、...

鋼直杭桟橋の耐震性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  009-01-05

1970年03月

所長
山本隆一、林聰、土田肇、山下生比古、小藏宏一郎

鋼直杭桟橋は他の岸壁形式の港湾構造物とは異り、非常に可撓性に富んでいるから、他の構造のものと同じように震度法で耐震設計を行なうことには疑問が持たれる。 本論文では、まず鋼杭の塑性領域も含めて桟橋の特性を実験的に調らべ、桟橋は一自由度の振動模型で置き換え得ること...

定置式波向計(抵抗歪線型)の開発

港湾空港技術研究所  報告  009-01-04

1970年03月

水工部 観測調査課
高橋智晴、鈴木喜実、佐々木弘

沿岸波浪の波向の測定器として、昭和35年頃からその開発実用化研究を進めてきた定置式波向計(抵抗歪線型)が実用段階に達したと考えられるので、その開発の経過、水路実験結果の概要、構造、測定原理、検定方法、観測データ例の紹介、および観測データの取扱方法についてとりま...

水平全方向流速計の試作について(第1報)

港湾空港技術研究所  報告  009-01-03

1970年03月

水工部 水理研究室
柴山煒彦、須藤茂

東京湾航路拡張のため現状における流況観測が必要となり、長期間連続測定できる流向流速計を開発した。 本報告書では各種性能試験及び現地観測の結果をまとめたものである。 3種類の流速計について検定試験、方向特性試験及び応答性能試験等を行なった。水平全方向流速計を東京...

港湾埋没に関する移動床模型の再現性-鹿島港模型実験の場合-

港湾空港技術研究所  報告  009-01-02

1970年03月

水工部 漂砂研究室
佐藤昭二、田中則男、入江功、平原淳次

鹿島港の外泊地航路開さく時の港内漂砂の状況を推定することを主な目的として、昭和40年6月から43年8月までの現地の工事進捗の幾つかの段階を対象とした移動床実験を42年1月から7月にかけて行った。その後、現地で予定通り昭和43年6月から外泊地航路開さくが開始され...

組グイの水平抵抗に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  009-01-01

1970年03月

土質部 基礎工研究室
沢口正俊

この報告は、これまでに提案され、設計されてきた水平方向力が働らいた時の組グイの計算方法について、まず述べ、その後室内で行なはれた模型組グイの実験結果について検討した。在来の設計法は、水平抵抗の曲げ成分を無視した方法であるが、実測によると、クイに発生する曲げモー...