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15 件中 1〜15 件を表示

水との連成を考慮した大型混成式防波堤の振動特性と動水圧

港湾空港技術研究所  報告  020-04-02

1981年12月

構造部 主任研究官
上部達生、野田節男、千葉忠樹、桧垣典弘

 釜石の湾口の大水深域(-60m)に建設が予定されている混成式防波堤は、地震直後の津波防護を目的としており、防波堤の耐震性の検討は重要な課題となっている。このため、水中に制作した模型の振動実験及び有限要素法による地震応答計算により、水の連成を考慮した大型混成式...

地震動の多点同時観測に基づくパイプラインの応力の検討

港湾空港技術研究所  報告  020-04-01

1981年12月

構造部 構造部長
土田肇、南兼一郎、清宮理、倉田栄一、西澤英雄

港湾技術研究所は羽田空港で延長2500mの測線上に500m間隔で6地点に地震計(換震器)を設置し、地震動の多点同時観測を実施している。解析では測線に沿ってパイプラインが埋設されていると仮定し、加速度記録を積分して得られた変位値から、時刻毎の測線の変位の分布を形...

組杭式プラットホームの地震応答観測と応答計算

港湾空港技術研究所  報告  020-03-05

1981年09月

構造部 海洋構造研究室
上田茂、白石悟

組杭式プラットホームにおいて地震応答観測を実施し、合計10本の地震応答記録を取得した。取得した記録を解析し、対象とした構造物の振動特性を検討した。また、一質的モデルを用いて、プラットホームの地震応答計算を行い、応答計算値と実施値とを比較した。その結果、シーバー...

土質定数のバラツキを考慮した不同沈下の推定

港湾空港技術研究所  報告  020-03-04

1981年09月

土質部 土質部長
奥村樹郎、土田孝

 軟弱地盤上に造成された埋立地では、しばしば不同沈下が構造物に大きな被害を与えることがある。本報告は、主として土質定数のばらつきを考慮して埋立地内に将来性じる不同沈下量を推定する手法を開発したものである。 まず、各地の港湾における港湾構造物や埋立地の沈下実測記...

流れの中の風波についての実験的研究(第3報)-波の推算法とその検証実験-

港湾空港技術研究所  報告  020-03-03

1981年09月

海洋水理部 海洋水理部長
加藤始、鶴谷広一、寺川博也

 本報告においては、第2報において新しく提案した等価吹送距離の考え方を用いて流れの中での波の推算手法を提案した。この中で流速が大きな逆流の場合に、風上端で波の群速度が負になるという問題が生ずるために以下の2つの仮定を用いている。 (1)風上端(F=0)において...

共分散法を用いた波向測定方式の数値的検討

港湾空港技術研究所  報告  020-03-02

1981年09月

水工部 水工部長
合田良実

 波向観測における標準的なデータ解析法の試案として、観測される時系列データ間の共分散値を用いて波向および方向集中度を算定する方式を検討した。 波向の異なるうねりと風波が重畳した二方式波浪系の場合、Longuet-Higginsの示した二つの波向の定義のうち、主...

経験的固有関数によるエッジ波の解析

港湾空港技術研究所  報告  020-03-01

1981年09月

水工部 主任研究官
加藤一正

 本論文は、汀線付近の波の遡上線の沿岸方向の変化を測定し、そのデータを経験的固有関数で解析することにより、重複エッジ波の存在を明らかにしたものである。波の遡上線の沿岸方向変化とは、仙台港の南海岸において空中写真を用いて観測した。 解析の結果次のことが明らかにな...

土砂輸送用パイプの摩耗に関する研究-ライニング材としてのポリウレタンエラストマの耐磨耗性-

港湾空港技術研究所  報告  020-02-07

1981年06月

機材部 流体輸送研究室
岡山義邦、村上幸敏、浜田賢二

 本報告は祖大粒子でしかもナイフェッジをもつような土砂水混合物に対するポリウレタンエラストマの耐摩耗性を調べたものである。実験は水平ドラム式摩耗試験機により行われ、ドラム壁面に取付けた鋼材(STPG38)とポリウレタン4種の摩耗量を調べ、鋼材とポリウレタンの大...

港湾内貨物流動に関する研究(第1報)

港湾空港技術研究所  報告  020-02-06

1981年06月

設計基準部 計画基準研究室
溝内俊一、稲村肇

 本研究は、ふとう間貨物流動の減少を実現させるふとうの多次元的利用規制を含めた港湾内の荷捌・保管施設の配置計画手法の開発を目的として、港湾内貨物流動モデルを作成し、横浜港を対象とするケーススタディによってその実用性を検討するものである。 本モデルは、手法的には...

大型タンカーの接岸力に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  020-02-05

1981年06月

構造部 海洋構造研究室
上田茂

 大型の原油タンカー用のドルフィン型式のシーバースでは、プレスティングドルフィンの主な水平方向の設計荷重は船舶接岸力である。また、大型タンカーの大きさが従来船に比べて数倍から数十倍も大きいことを考えると、船舶接岸力について、より詳細な検討を行っておく必要がある...

地盤の圧密沈下による斜杭の曲げに関する実験的研究(第2報)-野外実大実験-

港湾空港技術研究所  報告  020-02-04

1981年06月

土質部 主任研究官
高橋邦夫

 室内実験に引き続いて、圧密沈下地盤中にある斜杭の曲げに関する野外実大実験を行った。厚さ30mの粘性土地盤上に荷重盛土を施し、その地盤中に4本(うち2本はアスファルトコーティング杭)の鋼管杭(直径50cm、長さ39m、ひずみゲージ貼付)を傾斜角15°の斜杭とし...

螢光砂を用いた砕波帯内における局所的砂移動の観測

港湾空港技術研究所  報告  020-02-03

1981年06月

水工部 漂砂研究室
灘岡和夫、田中則男、加藤一正

 局所的砂移動の観測方法として、螢光砂を点源として投入し、その回りの半径10m程度の円周上の16等分点上で一定時間々隔でコアサンブルを採取する方法について述べた。投入点付近には電磁流速計を設置し、それより得られた波や流れ等の外力特性量と螢光砂の移動特性の関係等...

マルチセルラーケーソンの水理特性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  020-02-02

1981年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、原中祐人、富田英治、村永努、鈴村諭司

 大水深、大波浪条件においても適用性の高いケーソンとして開発されたマルチセルラーケーソンについて、その水理的特性を実験的に明らかにし、安定性の検討および部材計算における設計波力の算定法を検討した。このケーソンは、前面に上・中・下段の曲がり斜面壁を有し、これらの...

混成防波堤のマウンド形状による衝撃砕波力の発生と対策について

港湾空港技術研究所  報告  020-02-01

1981年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、高橋重雄、北谷高雄

 混成防波堤の直立部に働く波力はマウンド形状によって変化し、条件によっては強大な衝撃砕波力が発生する。設計にあたっては、こうした強大な衝撃砕波力を受ける断面の採用は避けることが好ましく、その発生条件を明らかにすることが重要である。 本報告では、現地滑動例に対す...

排水効果を考慮した飽和砂の液状化強度

港湾空港技術研究所  報告  020-01

1981年03月

土質部 動土質研究室
梅原靖文、善功企、浜田浩二

液状化試験法として多用されている動的せん断試験は、通常、非排水条件で実施される。港湾ならびに海洋構造物基礎地盤のように、表層まで完全に水浸し、かつ、比較的浅い飽和砂層の液状化の可能性を検討する場合には、液状化強さにある程度の排水効果を期待しうるものと考えられる...