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17 件中 1〜17 件を表示

斜面安定解析におけるビショップ法とチェボタリオフ法の比較

港湾空港技術研究所  報告  007-04-05

1968年12月

土質部 土性研究室
野村健司、早藤能伸、長友文昭

 三つの斜面破壊例、およびいくつかの斜面の例に対して、ビショップの簡易法、およびチェボタリオフ法で計算し、比較検討をした。 破壊例において、チェボタリオフ法は、Fs=0.97~1.01の範囲であったが、ビショップ法による値は、チェボタリオフ法の値に対して、6%...

生石灰による沖積粘土の安定処理について(第1報)

港湾空港技術研究所  報告  007-04-04

1968年12月

土質部 地盤改良研究室
柳瀬重靖

 生石灰による混合処理、杭状施工による脱水処理などの高含水比粘性土に対する安定処理工法を、港湾地域における軟弱な沖積粘土の急速安定工法としての実用化を目的として、処理効果、施工法などについて現在までに実施した検討結果について報告する。 混合処理の効果については...

長周期波に対する防波堤の効果に関する計算(第4報)-1968十勝沖地震津波に対する大船渡津波防波堤の効果-

港湾空港技術研究所  報告  007-04-03

1968年12月

水工部 防波堤研究室
伊藤喜行、谷本勝利、木原力

 1968十勝沖地震津波に対する大船渡津波防波堤の効果を明らかにするため、従来の計算方法を適用して、津波波形の不規則性を考慮した計算を行なった。 計算における入射波は、計算結果が湾口附近にある長崎漁港の実測記録に合致するように、反射波を含まない外海における津波...

長周期波に対する防波堤の効果に関する計算(第3報)-模型実験との比較-

港湾空港技術研究所  報告  007-04-02

1968年12月

水工部 防波堤研究室
伊藤喜行、木原力

 津波などの長周期波に対する防波堤の効果について、われわれはこれまで専ら数値計算によって検討を重ねてきた。すなわち簡単な流入方式の計算から始まって、電子計算機による波動方式計算法およびその近似としての一次元計算法を確立し、大船渡津波防波堤その他へ具体的に応用し...

水波上の風の性質について

港湾空港技術研究所  報告  007-04-01

1968年12月

水工部 水理研究室
浜田徳一

 水波上の風の性質についてその一般流の特性と波によるせつ動流の特性について述べたものである。一般流の特性については、波の存在のため風速文布が対数法則からかたよることについて検討し、所謂“critical point”からの不安定Reynolds応力の発生、ある...

エゼクタと渦巻ポンプの直列運転性能について

港湾空港技術研究所  報告  007-03-05

1968年09月

機材部 作業船研究室
守口照明、藤井喜一郎

 大深度浚渫に使用されるエゼクタは、一般にサンドポンプと直列運転されるケースが多い。本研究では、初段階として、揚水に土砂を含まない場合の、エゼクタと渦巻ポンプの直列運転性能を実験により求め、解析を試みた。エゼクタおよび渦巻ポンプを含む管系において、エゼクタの作...

高張力タイロッドの実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  007-03-04

1968年09月

構造部 材料施工研究室
赤塚雄三、浅岡邦一

 高張力タイロッドを取上げ、本体のねじ部とリング部、リングジョイントのプレートとピン、自在ターンバックルのプレートと自在ピンおよびターンバックル等の主要な構成要素について、引張荷重と曲げモーメントないし引張荷重のみを受けるときの破断試験を実施して、これらの部材...

鹿島港ドライドックの施工法に関する調査研究(続報)

港湾空港技術研究所  報告  007-03-03

1968年09月

構造部 材料施工研究室
赤塚雄三、太田充夫、忽谷実、鈴木功

 既報の同題論文では鹿島港ドライドック設計施工上の特長と底版プレパックドコンクリートの施工に関連して行なった実験研究と現場調査の結果について述べ、プレパックドコンクリートの施工方法改善のための2、3の提案を試みた。 上記の原報文に引続き、本報文では続報として、...

漂砂の供給源,卓越方向の推定への天然放射性トレーサーの利用について

港湾空港技術研究所  報告  007-03-02

1968年09月

水工部 漂砂研究室
佐藤昭二、入江功

 天然放射性トレーサーを追跡することにより、漂砂の供給源、卓越方向を推定する方法を、仙台湾海岸を例にとって調べてみた。 仙台湾海岸に沿って、前浜から砂を採取し、水洗い乾燥した後、砂中に含まれる重鉱物を、四臭化エタン(比重2.95を用いて分離した。重鉱物中に、ト...

有限振幅波の反射に伴なう見掛けの反射率について

港湾空港技術研究所  報告  007-03-01

1968年09月

水工部 波浪研究室
合田良実、阿部淑輝

波の反射に関する実験では通常Healyの方法が用いられるが、これは第1次近似解であり、反射率も見掛けのものであって真の値の1/2以下のこともある。このため、部分重複波の第3次近似解の計算に基づき、見掛けの反射率の補正図表を水深波長比h/L=0.08、0.10、...

土の三軸圧密試験(第1報)-三軸圧密試験装置と静止土圧係数-

港湾空港技術研究所  報告  007-02-04

1968年06月

土質部 土性研究室
中瀬明男、野村健司、伊藤昌英

 自然地盤における一次元圧密と同様の条件で試験を行なうため、三軸圧密試験装置を試作したので、装置の詳細と試験方法を報告する。乱さない粘土試料を用いて標準圧密試験との比較を行なった結果は次の通りである。1)三軸圧密試験で生ずる二次圧密量は標準圧密におけるものより...

沖積粘土のボーリングおよびサンプリングに関する研究(第3報)

港湾空港技術研究所  報告  007-02-03

1968年06月

土質部 土質試験課
松本一明、堀江宏保、山村真佐明

 今回の研究実験はボーリング方法(ドリルパイプ方式とコアーチューブ方式)とサンプリング方法(試料引揚げ前の土との縁切りのための回転と非回転)の相違が土の強さに及ぼす影響について調査した。 これらの結果を要約して次に述べる。1)ドリルパイプとコアチューブとの工法...

くいの横抵抗における地盤常数に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  007-02-02

1968年06月

土質部 基礎工研究室
沢口正俊

 くいが横方向荷重を受ける時の設計法として、これまで幾つかの提案がなされてきている。しかし、くいの横抵抗挙動を最も忠実に表現したものは、膨大な実験結果から得られた港研方式による方法であろうと思われる。この方式による場合に用いられる地盤常数と呼ばれる変形係数は、...

高知港津波防波堤に関する模型実験(第3報)

港湾空港技術研究所  報告  007-02-01

1968年06月

水工部 水理研究室
木村久雄、工藤国守、柴山煒彦

この模型実験は、津波浸入時における津波防波堤設置に伴なうその周辺の種々な条件変化、特に津波防波堤付近の局部洗堀および固定床による津波浸入時と漲潮時の実験である。なお、特に重要であると考えられる移動床の洗堀の問題については、津波による不定流の実験的な再現および掃...

排土板とジェット組合せによる地均し力におよぼす効果について

港湾空港技術研究所  報告  007-01-03

1968年03月

機材部 作業船研究室
早乙女保二、石塚浩次

 本報告は、海底地均し船の排土板前面に大量の土砂が堆積したときに、ウォータジェットと排土板を組合せることによって船の駆動力を軽減する効果を室内実験によって明らかにしたものである。 模型実験は排土板の長さ1.0m、高さ10mとノズル(2、4、6、8mmφ)を用い...

港湾構造物における高張力異形鉄筋の使用方法に関する調査研究(第2報)

港湾空港技術研究所  報告  007-01-02

1968年03月

構造部 材料施工研究室
赤塚雄三、関博

 既報の第一報に引続き高張力異形鉄筋の調査研究を行なった。本第二報は高張力異形鉄筋の品質の変動、コンクリートの打上り高さが付着強度におよぼす影響および曲げ加工によって鉄筋表面に生じたキレツが引張特性におよぼす影響についての調査結果を取纏めたものである。 品質の...

粘土の非排水セン断強さに及ぼす過圧密の影響

港湾空港技術研究所  報告  007-01-01

1968年03月

土質部 土性研究室
中瀬明男

 大規模な掘削の場合のような長期安定問題にΦu=0法を適用する可能性を調べるため,過圧密粘土のセン断試験を行なった.四種類の飽和した海成粘土の三軸圧縮試験において,セン断前に等方または異方圧力のもとで供試体の膨張を許して過圧密試料を調整した. 実験の結果,三種...