研究成果
軟弱地盤着底式防波堤の圧密沈下が水平抵抗力に与える影響
発行年月 | 港湾空港技術研究所 資料 1387 2021年09月 |
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執筆者 | 松村 聡、水谷 崇亮、酒井 勝 |
所属 | 地盤研究領域 基礎工研究グループ |
要旨 | 熊本港に設置されている軟弱地盤着底式防波堤(以下、軟着堤という)では、設置後に地盤の圧 密によるものと思われる堤体の沈下が徐々に進んでいる。そのため、防波堤機能を維持するために、 既に設置されている堤体の嵩上げが検討されている。嵩上げを検討する上では、沈下が進行した堤 体直下の地盤特性を把握する必要があるが、堤体直下の地盤調査を行うために堤体を一時的に移動 させることや、堤体の底版を削孔することは難しい。他方、堤体から離れた位置で地盤調査を行う と、堤体直下の地盤特性を反映しているかどうか不明である。 |
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TECHNICALNOTE1387
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