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20 件中 1〜20 件を表示

田子の浦港における長周期波の観測

港湾空港技術研究所  資料  0130

1971年12月

水工部 観測調査課
高橋智晴、鈴木喜実、佐々木弘、中井徹也

 台風第6626号(1966年9月25日)により田子の浦港附近の海岸堤防に越波、欠壊を生じ、死者20名、全半壊家屋370戸に達する近来まれな災害を受けた。被災原因の究明に当り附近波高計データの解折結果から周期数10秒~180秒、波高1m以上の顕著な長周期波が認...

被災例による混成堤マウンド被覆石の安定限界の検討

港湾空港技術研究所  資料  0127

1971年09月

設計基準部 設計基準課
稲垣紘史、片山猛雄

混成堤マウンド被覆石の被災例および被災例と類似の条件下にあったにもかかわらず無被災であったものを調査、比較し、その結果にもとづいて、被覆石の安定限界式を提案した。安定限界式は、波の入射角が0に近い場合と90°に近い場合にわけて、マウンド天ば水深と波高の比d/H...

港湾鋼構造物の腐食調査(第5報)-尼崎港第一閘門腐食調査-

港湾空港技術研究所  資料  0128

1971年09月

構造部 主任研究官
善一章、阿部正美

 尼崎港第1閘門の腐食調査をして、次の結果を得た。 凸鋼矢板平端部と同じく平均干潮面直下の桁材の緑など閘門の突出部に集中腐食が発生する傾向があり、集中腐食速度は1.0mm/yr以上である。これに対して、閘門の肉厚方向の腐食速度は0.1mm/yr以下である。また...

大水深におけるボーリングおよびサンプリングの現状(第1報)

港湾空港技術研究所  資料  0129

1971年09月

土質部 土質試験課
松本一明

外洋シーバースなど大水深港湾の建設がさけばれてきたが、その建設に必要な基礎地盤の設計常数を求めることを目的とした土質調査法は現在まだ確立されていない。従来の調査法をそのまま延長することだけでは、これを解決することはできない。したがって、この調査法を確立するため...

鋼直杭桟橋の実寸大模型水平載荷実験資料集(その2 清水港興津地区における実験)

港湾空港技術研究所  資料  0126

1971年06月

構造部 主任研究官
山下生比古、小藏紘一郎、宮島信雄、山田逓一郎、倉田一

昭和40年2月~3月の約1ヶ月にわたり、清水港興津地区において実寸大模型による鋼直杭桟橋の水平載荷実験が行われた。実験は静荷重試験・交番荷重試験・自由振動試験・正弦強制振動試験・静的破壊試験などから成っている。本資料はこれらの各試験から得られた一時的な資料をま...

鋼直杭桟橋の実寸大模型載荷実験資料集(その1 川崎千鳥町における実験)

港湾空港技術研究所  資料  0125

1971年06月

構造部 主任研究官
山下生比古 宮島信雄 山田逓一郎

昭和38年9~10月の約1ヶ月間にわたり、京浜港千鳥町において実寸大模型による鋼直杭桟橋の水平載荷実験が行なわれた。実験は静荷重試験・繰返荷重試験・交番荷重試験・自由振動試験・正弦強制振動試験などから成っている。本資料はこれらの各試験から得られた一次的な資料を...

杭の横抵抗に関する新しい基準曲線図表について

港湾空港技術研究所  資料  0124

1971年06月

構造部 耐震構造研究室
稲富隆昌、山下生比古、花田邦幸

 港研方式杭の横抵抗計算法の拠りどころとなる基準曲線を新しく数値解によって作成した。新しい基準杭はS型地盤およびC型地盤共に共通なものとし、その諸元は次の通りになる。  載荷高   h   100.0(cm)  曲げ剛性  EI   10 10(kg・...

第一特浚丸浚渫試験報告

港湾空港技術研究所  資料  0123

1971年06月

機材部 機材部長
松田任、八木得次、木原純孝、奥出律、川村洋一、河野茂、津村悦夫

 第一特浚丸の浚渫能力の実態を把握するために、鹿島港において約一週間、現地試験を行なった。 試験時の土質に対しては船速約3ktにおいて含泥率のピークが現われ、また接地圧の増加に伴なって含泥率の増加傾向をつかみ得た。 堀削用ジエットの効果は、単位時間当りの積載土...

海麟丸の掘削用ジェットの効果について

港湾空港技術研究所  資料  0122

1971年06月

機材部 流体輸送研究室
八木得次、渋谷洋一、是石昭夫、岡山義邦

ドラグサクション浚渫船の能力は、主として対象土質によって大きく左右され、特に固く締った砂質土での能力の維持、増加が問題となる。海麟丸では、堀削用ジェットを装備しているので、この点からドラグ浚渫能力を現地試験で調べた。今回の試験では、N値20以下の表層部の浚渫に...

小名浜港第2ケーソンヤード機械設備試験報告

港湾空港技術研究所  資料  0121

1971年06月

機材部 作業船研究室
麻山和正、岩田尚生、守口照明、白鳥保夫、石塚浩次

 この報告書は2100tomケーソンヤードにおける機械設備について安全性の確認、また今後の同様な設備の設計資料を得るために現地において実施した試験結果を紹介したものである。 試験は第二港湾建設局小名浜港工事務所第2ケーソンヤードの機械設備について実施し、ケーソ...

名古屋港における波浪観測第3報-現地波浪の回折現象ならびに統計的性質について-

港湾空港技術研究所  資料  0120

1971年06月

水工部 波浪研究室
合田良実、永井康平、伊藤正彦

 名古屋港高潮防波堤外1箇所および堤内2箇所で容量型高計により継続的に観測している波形記録のうち、昭和44年度中の強風時の記録の解析結果を取りまとめた。解析内容は、パワースペクトル、水位の統計量、波高・周期の統計量などである。 まず、方向スペクトルを持った波の...

大深度しゅんせつ用エゼクタの設計について

港湾空港技術研究所  資料  0119

1971年06月

機材部 作業船研究室
守口照明、河野茂

 大深度しゅせつ用エゼクタの設計に必要な図表を。つぎの範囲について作成した。 a)エゼクタのノズルとのど部の面積比 Aj/Ad=0~0.1 b)のど部とエゼクタの吐出口の面積比 Ra=0.2~1.0 c)エゼクタの揚砂揚程          Hs=0~100m...

金竜丸実船試験報告

港湾空港技術研究所  資料  0118

1971年06月

機材部 主任研究官
岩田尚生、守口照明、木原純孝、是石昭夫、川村洋一

 地均し船、金竜丸は、ドラグサション浚渫船の浚渫跡のでこぼこを均す作業を行なうために建造されたものである。 今回、清水港において、土質の異なる三つの区域を選んで金竜丸の地均し能力を確かめるための実船試験を行なった。試験の結果では、現状の金竜丸の排土装置により、...

海岸堤防のり先の洗掘防止工法に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  資料  0117

1971年06月

水工部 漂砂研究室
佐藤昭二、入江功、佐々木克博

海岸堤防や護岸としては、直立堤、傾斜堤、階段堤等があり、また、その前面に消波工、根固工、離岸堤等を設けたものもある。しかし、それらの洗堀防止に関する機能効果については不明な点が多いので二次元水槽内に欠壊海岸を再現し、各工法ののり先洗堀防止に関する機能効果を定性...

港湾地域強震観測年報(1970)

港湾空港技術研究所  資料  0116

1971年03月

構造部 耐震構造研究室
土田肇、倉田栄一、須藤克子

わが国の主な港湾で、1962年以来強震観測が実施されている。1970年末現在で約580本の強震記録が集められた。観測網に配備されている強震計はSMAC-B2強震計およびERS強震計で、合計57台である。この年報は、本シリーズにおける第6番目のもので、1970年...

残留水位測定調査

港湾空港技術研究所  資料  0115

1971年03月

設計基準部 設計基準課
古土井光昭、片山猛雄

 けい船岸等の設計に用いられる残留水位は従来、経験的に得られた基準にもとづいて決定されており、その妥当性について確証はなかった。けい船岸背後の水位を測定し、合理的な残留水位の決定を可能にするため、全国26の既設けい船岸で岸壁前面および背後水位を測定し、残留水位...

けい船岸取付部構造集覧

港湾空港技術研究所  資料  0114

1971年03月

設計基準部 設計基準課
片山猛雄、瀬川宗亮、降旗健一、百瀬由美子

本集覧は、けい船岸取付け部の構造29例を収録し、あわせて設計施工ノートを付したものである。...

作業船用電気量自動計測装置の試作と実用試験

港湾空港技術研究所  資料  0113

1971年03月

機材部 流体輸送研究室
木原純孝、津村悦夫

作業船や港湾用機械をはじめとする港湾用電気設備の電力負荷時諸特性を究明するため、電圧、電流、電力等の電気量を電気量トランスデューサで比例した直流出力に変換し、小型打点式記録計に測定記録する方式の電気量自動計測装置を試作し、その原理と構成を述べた。最後に、本装置...

混成防波堤の蛇行災害

港湾空港技術研究所  資料  0112

1971年03月

水工部 防波堤研究室
伊藤喜行、谷本勝利

防波堤の被害程度、例えばケーソンの滑動量などは、全延長にわたって一様に生ずるものではなく、多くの実例は、それがある波状分布を呈していることを示している。本資料は、こうした被害特性を防波堤の蛇行災害と名づけ、内外の実例を示し、その原因を防波堤の解折効果や、入反射...

港湾鋼構造物の腐食調査(第4報)-恵曇港および北湊港における腐食調査-

港湾空港技術研究所  資料  0111

1971年03月

構造部 主任研究官
善一章、阿部正美

 恵曇港2号岸壁および北湊港-4.5m岸壁の腐食調査をして、次の結果を得た。鋼矢板凸面の平均干潮面から下約30cmの範囲の腐食速度は0.5~1.0mm/yrである。これに対して、平均干潮面直上および平均干潮面下30cm付近から海泥中の凸面の腐食速度、平均干潮面...