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7 件中 1〜7 件を表示

港湾運営の生産性および持続可能性の向上のための研究視点

港湾空港技術研究所  報告  55-4-1

2016年12月

特別研究官 特別研究官
高橋浩二

 日本政府は、2011 年、日本全体のコンテナターミナルの生産性を向上するため、港湾管理者たる地方公共団体が管理する主要港のコンテナターミナルに公設民営および民間運営会社による港湾運営方式を導入し、港湾運営会社を設立する方針を出した。この方針を受けて、阪神港、...

サンゴ礫混じり土の力学特性-高品質試料のせん断特性に対する支配パラメータ-

港湾空港技術研究所  報告  55-3-1

2016年09月

地盤研究領域 土質研究チーム
渡部要一、金子崇、佐々真志

 サンゴ礫混じり土は、フィンガーコーラルに代表されるサンゴ礫が、シルト質からなるマトリックスの中に介在した土である。サンゴ礫が少なければシルトが支配的な力学挙動、サンゴ礫が多ければシルトとサンゴ礫との複合的な力学挙動が現れる複雑な地盤材料である。筆者らの既往の...

高潮津波シミュレータ(STOC)による津波被害解析手法

港湾空港技術研究所  報告  55-2-1

2016年06月

アジア・太平洋沿岸防災研究センター アジア・太平洋沿岸防災研究センター
富田孝史、本多和彦、千田優

 2011年3月11日の東日本大震災では、被災地における防災計画等で想定していた津波よりも高い津波が来襲して、東北および関東地方に甚大な津波災害が発生した。海岸や港湾に押し寄せた津波は防潮壁・防潮堤を越流し、臨海部を広く浸水した。津波は浸水するだけでなく、沿岸...

海底液状化土砂流動のダイナミクスと解析法及び実験・現地検証

港湾空港技術研究所  報告  55-2-4

2016年06月

地盤研究領域 動土質研究チーム
佐々真志

 海底地盤は、地震や津波などの多様な外力を受けて、大きく流動しうる。近年のソナー探査や地質調査技術の進展に伴って、沿岸・沖合域双方において数多くの海底地盤流動イベントの報告がなされている。しかし、このような海底地盤流動のダイナミクスについては、現地観測がほぼ不...

サンゴ礫混じり土の力学特性-人工配合による再構成試料を使ったパラメトリックスタディ-

港湾空港技術研究所  報告  55-2-3

2016年06月

地盤研究領域 土質研究チーム
渡部要一、金子崇、佐々真志

 サンゴ礫混じり土は、フィンガーコーラルに代表されるサンゴ礫が、シルト質からなるマトリックスの中に介在した土である。サンゴ礫が少なければシルトが支配的な力学挙動となり、サンゴ礫が多くなるとシルトとサンゴ礫との複合的な力学挙動を示すものと考えられる。本研究では、...

植生が浅海域の流動場にもたらす影響に関する現地調査と流動モデルによる数値解析

港湾空港技術研究所  報告  55-2-2

2016年06月

沿岸環境研究領域 沿岸環境研究チーム
茂木博匡、中川康之、渡辺謙太、所立樹、門谷茂、桑江朝比呂

 海草藻場等では、植生の存在が流動抵抗となって流動場に影響を及ぼすため、有機物輸送や沈降・埋没といった物質循環過程に影響を与える。植生が流動場に与える効果を考慮した上で、有機物埋没速度を定量化することは、植生のある沿岸域が有する気候変動緩和効果のより確実な評価...

載荷試験を活用した杭の軸方向抵抗力の推定方法

港湾空港技術研究所  報告  55-1-1

2016年03月

地盤研究領域 基礎工研究チーム
水谷崇亮

 港湾の技術基準では、杭の軸方向抵抗力の推定手法として、杭の載荷試験を行う方法が挙げられている。原位置で載荷試験を実施することで、他の推定手法よりも高い精度で杭の軸方向抵抗力を推定できる。しかしながら、載荷試験を行った場合の特性値の求め方や、その特性値を用いる...