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18 件中 1〜18 件を表示

海底地盤の剛性率に関する現地および室内実験

港湾空港技術研究所  報告  029-04-01

1990年12月

土質部 動土質研究室
M.Badiey、善功企、山﨑浩之、鈴木英男

海底地盤の剛性率を測定するための現地試験および室内試験を川崎港において実施した。現地試験では、最近開発されたボトム・シェアモジェラス・プロファイラー(BSMP)を用いて沖積粘土および緩い砂層の剛性率を調べた。また、BSMPの結果と比較する目的で、ダウンホール法...

ひずみ空間における塑性論に基づくサイクリックモビリティーのモデル

港湾空港技術研究所  報告  029-04-02

1990年12月

構造部 地盤震動研究室
井合進、松永康男、亀岡知弘

 本研究で提案したモデルはマルチメカニズム的な塑性論によるものである。その特徴は、マルチメカニズムの概念を、ひずみ空間で定義された塑性論の枠組みの中でうまく利用して、砂の複雑な力学的機構を複数の一次元的な機構に分解する点にある。これにより、増分型の構成式のみな...

鋼-コンクリート接合ハイブリッド部材の海洋環境下における耐久性

港湾空港技術研究所  報告  029-04-05

1990年12月

構造部 材料研究室
浜田秀則、福手勤、阿部正美

 鋼板とコンクリートを接合したハイブリッド部材の海洋環境下における耐久性を検討した。特に鋼板の腐食の特性を把握することを目的として基本的ハイブリッド供試体の暴露試験ならびに既存構造物の調査を実施した。また、それに加えて各種防食対策の有効性についても検討した。以...

ハイブリッドパラメータ法による波浪推算モデル(第1報)-東京湾における検討-

港湾空港技術研究所  報告  029-04-04

1990年12月

海洋水理部 主任研究官
永井紀彦、後藤智明、小舟浩治

 大阪湾における気象・海象観測データをもとにして著者らが開発したパラメータ法による短フェッチ海域波浪推算モデルを、東京湾における現地観測データを用いて検証し、その妥当性を確認することができた。  補正された観測風と観測有義波高を比較検討した結果、無次元波高と...

サイクリックモビリティーのモデルのパラメータの同定

港湾空港技術研究所  報告  029-04-03

1990年12月

構造部 地盤震動研究室
井合進、松永康男、亀岡知弘

 本研究では、同著者によるひずみ空間における塑性論に基づくサイクリックモビリティーのモデルの枠組みの中で、排水状態での土の繰り返しせん断における覆歴減衰を忠実にモデル化するための方法を提案した。モデルの枠組みは、実際の土のせん断挙動を複数の一次元的かつ仮想的な...

港の景観構成に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  029-03-04

1990年09月

計画設計基準部 計画基準研究室
上島顕司、加藤寛、斎藤潮

 一般の人々の考える港のイメージ、港らしさとはどの様なものであろうか。港の景観計画の策定に役立つ具体的な知見を得るために、一般の人々の考える「港らしさ」を反映していると考えられる「港のフォトコンテスト」((社)日本港湾協会主催、231港、総数1、016枚)の写...

海水を練り混ぜ水とした海洋コンクリートの耐久性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  029-03-03

1990年09月

構造部 材料研究室
福手勤、山本邦夫、浜田秀則

 本研究は、長期にわたって海水の作用を受ける鉄筋コンクリートにおいて、練り混ぜ水として海水を使用することがコンクリート中の鉄筋の腐食に及ぼす影響について把握することを目的として、海洋環境下にコンクリート供試体を20年間暴露し、種々の評価試験を行ったものである。...

ベイズ型モデルを用いた海洋波浪の非線型核関数の数値的推定

港湾空港技術研究所  報告  029-03-02

1990年09月

海洋水理部 海象調査研究室
橋本典明

 海面を伝わる不規則な波浪は、第1近似として線型理論により記述される。しかしながら、実際には非線型の性質もあり、特に浅海域においてはこれを無視することはできない。  本報告では不規則波浪の非線型性を直接表示し得る解析法を開発する第1段階として、線型成分波相互...

短フェッチ海域の波浪推算モデル

港湾空港技術研究所  報告  029-03-01

1990年09月

水工部 海洋エネルギー利用研究室
後藤智明、末次広児、永井紀彦

 大阪湾における気象・海象観測資料を用いた海上風の抵抗則と風波の発達則に関する種々の検討を通し、短フェッチ海域の風波を対象とした一地点出力型パラメータ波浪推算モデルを提案した。また、実測値および従来の有義波法、スペクトル法による波浪推算結果と比較することにより...

ケーソンに作用する地震時土圧に関する模型振動実験とその解析

港湾空港技術研究所  報告  029-02-07

1990年06月

構造部 構造振動研究室
風間基樹、稲富隆昌、大塚幸治

本論文は、ケーソン・地盤系の模型振動実験によって検討した地震時土圧を報告したものである。実験結果から動的土圧の振動数依存性、動的土圧のケーソン慣性力に対する位相差、ケーソン質量の動的土圧に及ぼす影響、動的土圧の深さ方向分布など、動的土圧の特性を明らかにした。ま...

曲げおよびせん断を受けるハイブリッドはりの耐力特性

港湾空港技術研究所  報告  029-02-06

1990年06月

構造部 構造強度研究室
横田弘、清宮理

コンクリート鋼板によるハイブリッド部材を港湾施設に用いることが検討されている。採用にあたっては、ハイブリッド部材の力学性状を把握して設計法を整備する必要がある。本報告ではオープンサンドイッチおよびサンドイッチ構造部材を対象に幾つかの構造型式を選定して静的載荷試...

低置換率SCP工法により改良された粘性土地盤の支持力

港湾空港技術研究所  報告  029-02-05

1990年06月

土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、北詰昌樹

 本研究は、サンドコンパクションパイル工法で形成される複合地盤の支持力を、応力の相似則を満足する遠心模型実験手法によって実験的に検討するものであるが、別途に実施した現地実証試験結果も併せて吟味した。  複合地盤の挙動に影響する各種の要因が支持力に影響する度合...

事前混合処理工法による処理土の強度・変形特性

港湾空港技術研究所  報告  029-02-04

1990年06月

土質部 動土質研究室
善功企、山﨑浩之、佐藤泰

本研究は、砂質土に少量のセメントを混合して得られる処理土を用いて埋立てを行い、液状化しない地盤を造成するいわゆる事前混合処理工法の開発研究の一環として行われたものである。秋田外港砂および六甲産まき土に5。5%~12%のセメントを混合した処理土の静的強度・変形特...

粘性土の水平方向圧密係数の決定法

港湾空港技術研究所  報告  029-02-03

1990年06月

土質部 土性研究室
小林正樹、水上純一、土田孝

 軟弱地盤に対してバーチカルドレーン工法を用いて地盤改良を行う場合、適切な沈下管理をするためには、粘土の水平方向圧密係数を求める必要がある。しかし、室内での水平方向圧密試験から得られる水平方向圧密係数chを用いると、圧密速度を過大に評価してしまうとされている。...

砕波帯内の底質粒度の変動特性-波崎海洋研究施設における現地調査-

港湾空港技術研究所  報告  029-02-02

1990年06月

水工部 漂砂研究室
加藤一正、柳嶋慎一、栗山善昭、磯上知良、村上裕幸、藤田誠

本論文は、鹿島灘(茨城県)に面する砂浜海岸にある波崎海洋研究施設(略称HORF)で15回にわたり岸沖方向10m間隔で底質を採取して得られたデータをもとに、砕波帯内の底質の岸沖方向ふるい分けと底質粒度特性の変動の実態を明らかにしたものである。得られた結論は以下の...

斜め入射波による混成堤マウンド被覆材の安定性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  029-02-01

1990年06月

水工部 耐波研究室
高橋重雄、木村克俊、谷本勝利

 斜め入射波に対する混成堤マウンド被覆材の必要重量については標準的な算定法が定まっておらず、設計上の技術課題のひとつとされている。本報告ではまず、マウンド被覆材の安定重量がマウンド近傍での流速の6乗に比例することに着目して、被覆材の安定重量に関する一般式を導い...

消波ブロック被覆堤直立部の滑動安定性に対する波力とブロック荷重

港湾空港技術研究所  報告  029-01-02

1990年03月

水工部 耐波研究室
高橋重雄、谷本勝利、下迫健一郎

 消波ブロックの被覆堤の直立部に作用する透過波力とブロック荷重の特性を、水理模型実験により明らかにするとともに、滑動安定性に関する検討を行った。  消波ブロックによる波力の低減効果は、波高が大きいほど顕著であり、波高が小さいとあまり減少しない。  静水時の...

多層レベルモデルによる港湾埋没の数値計算モデルの開発-熊本港への適用例-

港湾空港技術研究所  報告  029-01-01

1990年03月

海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、村上和男、入江功

 シルテーションによる港湾や航路の埋没を予測するための数値計算プログラムを開発した。主な特徴は、潜堤のような低い高さの構造物が海底に設置された場合を想定して、多層レベルモデルを採用したことである。このモデルによれば、現地と同様に底泥の濃度が鉛直に分布している状...