検索結果
海の波の回折計算法と回折図
港湾空港技術研究所 資料 0021
1965年11月
水工部 防波堤研究室
森平倫生、奥山育英
海の波の回折現象は、防波堤、島あるいは岬などで遮蔽された領域に波が回り込む現象をいう。この遮蔽された領域に生じる波高を決めるのに回折図が使用される。これまで作成された海の波の回折図は、その計算手続きの煩雑さのために、Johnson,Wegel、掘口のように、...
矢板壁の耐震性に関する研究(第1報)-乾燥砂による模型振動実験-
港湾空港技術研究所 資料 004-09
1965年11月
構造部 振動研究室
荒井秀夫、横井聰之
現在、矢板壁の耐震設計にはこのような震害の特性が考慮されているが、その大部分は常時における研究結果を地震時に拡大解釈しているのであって、検討を要する多くの問題が含まれているように思われる。 容易に実施し得る手段として、模型振動による方法が考えられる。この方法...
埠頭の貨物取扱い能力についての研究
港湾空港技術研究所 資料 004-08
1965年11月
設計基準部 計算室
工藤和男、高野聖三、奥山育英
問題点の第1は、待ち合せ理論を適用する際の“入港船の時間的な分布”、“サービスの時間的な分布”などについて充分な統計的な検討が加えられていないことである。第2はこれらのモデルにおいて“我々が制御出来る変数(Control Variable)”がはっきりと把握...
深掘浚渫に関する研究-噴流装置を用いた吸盤型つり具の吸着力について-
港湾空港技術研究所 資料 0020
1965年07月
機材部 作業船研究室
岩田尚生
港湾工事において、水中で各種構造物や方塊等を移動させるとき、ロープの掛けはずしや据えつけ位置の確定は、もっぱら潜水夫まかせでその合図によって起重機の運転を行っている現状である。このような作業方法は能率がわるいことの他に常に危険を伴う。そこで潜水夫に頼らない能...
鋼矢板岸壁の腐食状況調査報告
港湾空港技術研究所 資料 0019
1965年07月
機材部 材料施工研究室
八木得次
港湾構造物には鋼材を使用する個所が多く、これら鋼材は常に過酷な腐食環境にさらされているために、その損耗量は、かなり大きいものと思われる。過去に施工されたものでは、腐食損傷が著しくて、既に改修の時期に来ている例もあろう。これら腐食環境にある鋼材の損耗状態を把握...
軟弱地盤における埋立工事施工例
港湾空港技術研究所 資料 0018
1965年07月
構造部 地盤改良研究室
柳瀬重靖
この施工例集は昭和38年秋の予備調査により、臨海工業用地として代表的な埋立地を選択定し、39年夏再調査により資料を蒐集したものである。編集の方針として、一般的な軟弱地盤工法の見地からでなく、軟弱地盤における埋立工事に関する事項を主体とした。したがって、埋立工事...
浚渫用グラブの研究(第1報)グラブ自重,寸法比と掴み土量の関係
港湾空港技術研究所 資料 004-07
1965年07月
機材部 作業船研究室
近藤基、岩田尚生、内井敏之
浚渫用グラブの計画、並びに取扱い上の問題点として浚渫土質に適したグラブ自重、形状寸法等を選定する方法が未だ確立していないことが先ず挙げられる。そこで機材部では各種浚渫用グラブで種々の土質を掘削する場合について、室内の模型実験からグラブ浚渫船による実船試験に至る...
港湾工事におけるプレパックドコンクリートの施工管理に関する基礎研究
港湾空港技術研究所 資料 004-06
1965年07月
機材部 材料施工研究室
赤塚雄三
1957年から1965年にわたって行なったプレパックドコンクリートの施工管理に関する基礎研究の結果を取りまとめたものである。すなわち、プレパックドコンクリートの品質を評価する場合の最も基本的にな問題と考えられるプレパックドコンクリートの試験方法、供試体強度と構...
表面波の二次干渉
港湾空港技術研究所 資料 000-10
1965年07月
水工部 水理研究室
浜田徳一
有限水深の場合の表面波の2次干渉についての計算が重力波の場合について行われている。第一部は離散的な一次成分の場合、第二部は連続スペクトルムを持つ一次成分の場合である。 第一部では一次元の問題により、同方向に進む波の干渉の場合反対方向に進む波の干渉の場合が計算...
深掘浚渫に関する研究-欠円型管内ノズルによる流量測定について-
港湾空港技術研究所 資料 0017
1965年06月
機材部 作業船研究室
岩田尚生
当研究所機材部で実施している噴流装置の研究において、その実験装置の管路に欠円型ノズルを取りつけて実験を行なっているので、今までに実施した水輸送時の記録を整理して、その測定値と計算値を比較検討した結果を報告されている。...
流路の水深が変化する場合の塩水楔の機構
港湾空港技術研究所 資料 004-05
1965年06月
水工部 主任研究官
金子安雄
局部的に水深が変化する流路における塩水楔の侵入長、型状、境界面の剪断抵抗係数、剪断力、渦動粘性係数などについて、主として定常的な塩水楔に関して実験的に考察したものである。...
作業船調査報告(その4)鉄拐号実船調査報告
港湾空港技術研究所 資料 0016-01
1965年03月
機材部 作業船研究室
近藤基、早乙女保二、岩田尚生、木原純孝、守口照明
鉄拐号の船体性能及び主要部の作業時荷重等の再確認のため、ならびに今後、埠頭及び防波堤の建設工事が新工法の開発とともに大型大重量のケーソンが使用されるにつれて、大型起重機船の建造が進むと考えられるので、その設計資料を得るために行った実船試験を記述したものである。...
全国主要港湾における強震観測(第2報)
港湾空港技術研究所 資料 0015-02
1965年03月
構造部 構造部長
林聰、宮島信雄、山田逓一郎
関係各機関の御協力によって、昭和37年度より3ヶ年計画によって全国主要港湾において、強震観測が実施され、初年度である昭和37年度には、合計11台のSMAC-B型強震計が据付けられたが、この観測諸条件並びに観測結果は、すでに港研資料No.10によって発表した。本...
作業船調査報告(その5)飛竜号実船調査報告
港湾空港技術研究所 資料 0016-02
1965年02月
機材部 作業船研究室
近藤基、早乙女保二、岩田尚生、木原純孝、守口照明
1963年に実施した飛竜号のし浚渫試験結果の内容を紹介し、これと今までの通常作業状態での成績や、作業船研究室で行ってきた模型実験結果等と比較検討したものである。...
振動記録処理装置について
港湾空港技術研究所 資料 0015-01
1965年02月
構造部 構造部長
林聰、宮島信雄、山田逓一郎
製作された振動記録処理装置に関する一般的な仕様並びに機構について主に述べ、使用例にもふれて、今後の利用活動の資にするものである。 本装置の特徴は、第1に現象の記録から処理まで一貫して2,3,の手動指令操作で処理出来る事、第2には、同時に30チャンネルもの多チ...