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32 件中 21〜32 件を表示

袋型根固め材を用いた混成堤マウンド被覆材の耐波安定性と耐久性

港湾空港技術研究所  報告  043-01-03

2004年03月

海洋・水工部 耐波研究室
下迫健一郎、久保田真一、松本朗、半沢稔、篠村幸廣、尾池宣佳、池谷毅、秋山真吾

 袋型根固め材(以下、FUと略記する。)は、合成繊維を使用した網材に中詰め石を充填したものである。これまで、河川堤防の侵食防護等の目的で広く用いられてきているが、波浪が主要外力となる海域においては、仮設的な利用方法に限られているのが現状であり、FUを海域に用い...

干潟再生の可能性と干潟生態系の環境変化に対する応答-干潟実験施設を用いた長期実験-

港湾空港技術研究所  報告  043-01-02

2004年03月

海洋・水工部 主任研究官
桑江朝比呂、三好英一、小沼晋、井上徹教、中村由行

大型水槽(メソコスム)内に微生物から二枚貝・ゴカイなどの大型底生生物まで生息可能な干潟環境を再現し、時間の経過とともに生物が自然に定着して生態系が発達していく様子を追跡することに成功した。さらに、その生態系の構造や諸機能が自律安定していることを確認した。環境条...

浜名湖今切口周辺海岸の地形変化と土量変化

港湾空港技術研究所  報告  043-01-01

2004年03月

海洋・水工部 漂砂研究室
栗山善昭、内山雄介、中村聡志、山脇秀仁、橋本孝治

導流堤を有する感潮湖湖口周辺海岸の地形変化を検討するために、静岡県浜名湖今切口において導流堤の建設中および建設後の37年間に取得された28枚の深浅データを経験的複素固有関数法などによって解析した。その結果、明らかになった地形変化および土量変化の特徴は以下の通り...

超音波による重油エマルジョンの被洗浄特性

港湾空港技術研究所  報告  1077

2004年03月

施工・制御技術部 油濁対策研究室
佐藤栄治、吉江宗生、藤田勇

 1997年1月に発生したロシア船籍タンカー「ナホトカ号」の事故では積載していた大量のC重油が海上に流出し、日本海沿岸の各地に大規模な被害がもたされた。こうした船舶事故による流出油の回収作業で使用された油回収船の洗浄コストは莫大であり、低減が求められている。ま...

海上空港用地造成への管中混合固化処理工法の適用に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  1076

2004年03月

海洋・水工部 海洋・水工部長
佐藤恒夫

 中部国際空港は、3,500mの滑走路を擁し、国際線・国内線を合わせた2025年の計画対象旅客数2,000万人を見込む24時間離着陸可能な国際空港として、2005年3月開幕予定の「愛知万博」に合わせて開港出来るよう、名古屋市の南約35kmの愛知県常滑市沖合の伊...

フェリーによる東京湾口の流況計測

港湾空港技術研究所  報告  1075

2004年03月

海洋・水工部 主任研究官
鈴木高二朗、加藤英夫

 東京湾口での長期的な環境計測は、東京湾の流況や水質を管理していく上で重要であり、平成15年2月より湾口を横切るフェリーに環境測定装置(流況、水質、気象測定装置)を設置し、長期連続的な環境計測を開始した。今回のフェリーでの環境計測結果は東京湾の数値シミュレーシ...

熊本県白川河口干潟における土砂収支

港湾空港技術研究所  報告  1074

2004年03月

海洋・水工部 漂砂研究室
栗山善昭、橋本孝治

 干潟の地形変化はそこに生息する生物の分布に影響を与えることから、干潟の地形変化や底質移動に関する研究が精力的に行われている。しかしながら、今後の地形変化、ならびに、それに伴う生態系の変動を予測する上で重要となる干潟の土砂収支に関する研究は非常に少なく、その知...

孔あき鋼板ジベルを用いたハイブリッドケーソン合成版の構造性能評価

港湾空港技術研究所  報告  1073

2004年03月

地盤・構造部 構造強度研究室
岩波光保、永田淳、横田弘

近年、防波堤、岸壁あるいは護岸などの大型重力式構造物に、鋼とコンクリートの合成部材を用いたハイブリッドケーソンが採用される事例が増えている。ハイブリッドケーソンにおける鋼-コンクリート間のずれ止め構造には、一般に、スタッドが用いられており、設計マニュアルも整備...

フェリー埠頭へのITS技術導入効果評価手法の開発

港湾空港技術研究所  報告  1072

2004年03月

施工・制御技術部 油濁対策研究室
吉江宗生

 物流のグローバル化やSCMの浸透など、物流における情報化の重要性が高まっている。一方で交通システムのITSへの移行が世界的に進行しつつあり、また、ITSの技術的完成度も高まってきている。このため、ITSが今後の物流において果たす役割について世界的に注目されて...

短繊維混入によるコンクリート構造物の力学性能改善効果の定量評価

港湾空港技術研究所  報告  1071

2004年03月

地盤・構造部 構造強度研究室
横田弘、伊藤始、岩波光保、加藤絵万

 コンクリートは、引張荷重下あるいはせん断荷重下において脆性的に破壊するため、一般的に鉄筋を中心とした鋼材による補強が施される。しかしながら、鉄筋は、コンクリート内部に集中して配置される結果、ひび割れ分散性が十分でない場合や発生応力が局所化する場合がある。また...

平成15年(2003年)十勝沖地震津波波形の特性

港湾空港技術研究所  報告  1070

2004年03月

海洋・水工部 海象情報研究室
永井紀彦、小川英明

 本資料は、ナウファス(全国港湾海洋波浪情報網)が捉えた平成15年(2003年)十勝沖地震津波の観測沖合津波波形を、沿岸の港内検潮記録とともに、とりまとめたものである。  検討対象観測点は、下記の通りである。 (1)沖合い波浪観測機器:10観測点  1....

全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2002)

港湾空港技術研究所  報告  1069

2004年03月

海洋・水工部 海象情報研究室
永井紀彦、小川英明

 1970年以来、国土交通省(運輸省)港湾局では関係機関による相互協力の下に、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbourS)を構築し、日...