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8 件中 1〜8 件を表示

W/Oエマルジョンを形成した水-重油系の流動特性と管摩擦損失の制御手法に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  052-04-03

2013年12月

新技術研究開発領域 油濁対策研究チーム
藤田勇、松﨑義孝

流出油は海水と混合され、W/O型エマルジョンを形成することで、非常に流動性の乏しい非ニュートン流体へと特性を変化させるため、油回収過程並びにその後の移送過程において障害となる。特に管路を用いた輸送において過大な圧力損失を生じる問題は深刻である。本稿ではそうした...

静的圧入締固め工法の液状化抑制効果に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  052-04-02

2013年12月

地盤研究領域 地盤改良研究チーム
高野大樹、西村聡、森川嘉之、高橋英紀

緩い砂地盤の液状化対策工法として、地中にグラウトを注入し杭状の改良体を作製することにより、地盤の密実化および拘束圧の増加を図る静的圧入締固め工法がある。本工法の利点として既設の空港舗装に対して悪影響を与えず、供用を妨げずに施工が可能となることが挙げられる。一方...

干潟・砂浜海岸の生物生態/地形動態に果たす地盤環境の役割-多種多様な生物住環境診断チャートと安定地形の最適設計-

港湾空港技術研究所  報告  052-04-01

2013年12月

地盤研究領域 動土質研究チーム
佐々真志、渡部要一、梁順普、桑江朝比呂

 本報告は、水と地盤と生態を融合した新たな学際領域として、筆者らが先駆的に開拓・推進している生態地盤学の展開を通じて、干潟および砂浜海岸における多種多様な生物生態ならびに地形動態に果たす地盤環境の役割を体系的に解明し、対応する工学基盤・指針を提示することを目的...

乱れの生成・逸散過程を考慮した砕波モデルの汎用化に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  052-03-03

2013年09月

海洋研究領域 波浪研究チーム
平山克也、宇野喜之

 鉛直積分型波動モデルにおいて、砕波減衰モデルを導入する試みが多くなされている。そのうち、平山・平石(2004a)は、段波モデルによる乱れ生成項と1方程式乱流モデルを導入したブシネスクモデルを開発した。その計算精度は、様々な形状の断面模型実験や、リーフを含む模...

高含水比底泥の挙動解明とモデル化

港湾空港技術研究所  報告  052-03-02

2013年09月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
中川康之

水中懸濁物が豊富な内湾域では、海底堆積物の表層に含水比が高く流動性に富んだ底泥(流動泥)が広範囲にみられることが多い。本研究では、海底付近の水質や底生生物の生息条件とも密接に関係する高含水比底泥の挙動に注目し、波浪や潮流による移動現象のモデル化を試みた。モデル...

浅海域における炭素隔離機能の評価へ向けた元素比・安定同位体比による有機物動態の解析

港湾空港技術研究所  報告  052-03-01

2013年09月

沿岸環境研究領域 沿岸環境研究チーム
渡辺謙太、桑江朝比呂

海洋生態系によって隔離・貯留される炭素「ブルーカーボン」は人為起源炭素の主要なシンクとして注目されている。近年、ブルーカーボンとして隔離される炭素の78 %は河口域や藻場などの浅海域に堆積すると考えられており、浅海域生態系の重要性が主張されている。ブルーカーボ...

津波による浸透作用下の防波堤基礎地盤の安定性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  052-02

2013年06月

地盤研究領域 動土質研究チーム
高橋英紀、佐々真志、森川嘉之、高野大樹

津波の来襲時に港内外の水位差によって防波堤基礎マウンド内に浸透流が発生する。これは、マウンドのパイピング・ボイリング、原地盤の洗掘を発生させるだけでなく、マウンドの支持力を低下させる可能性がある。本研究では、これらの浸透作用下の防波堤基礎地盤の安定性について遠...

沿岸域のブルーカーボンと大気中CO2の吸収との関連性に関する現地調査と解析

港湾空港技術研究所  報告  052-01

2013年03月

沿岸環境研究領域 沿岸環境研究チーム
所立樹、細川真也、三好英一、門谷茂,茅根創、桑江朝比呂

将来の気候変動対策のための、大気中CO2濃度増加の抑制は喫緊の課題である。近年、気候変動対策の一つとして注目されている「ブルーカーボン」は、海洋生態系の光合成活動によって固定される炭素であり、堆積物中に蓄積されることで最大で数千年程度CO2が大気中から隔離され...