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10 件中 1〜10 件を表示

気候変動に伴う浅海生態系面積変化の全球推定

港湾空港技術研究所  報告  62-4-1

2023年12月

沿岸環境研究領域 沿岸環境研究グループ
茂木 博匡、桑江 朝比呂

 浅海域における海底への炭素貯留速度は海洋全体のおよそ73~79%を占めていることから,気候変動の緩和策として浅海域の活用に期待がもたれている.また,浅海域が有する懸濁物質の集積効果やサンゴの成長に伴う地盤高の形成が海面上昇の相殺に寄与することや,サンゴやマン...

袋型根固材を用いた着床式洋上風力発電設備の洗掘対策工に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  62-3-2

2023年10月

沿岸水工研究領域 耐波研究グループ
高橋 武志、鈴木 高二朗、関谷 勇太、青田 徹、小林 航、鈴木 英樹、錦織 和紀郎、松田 節男、久保田 真一、土橋 和敬、下迫 健一郎、田所 篤博、福永 勇介、迫 大介、野村 大輔

 着床式洋上風力発電施設の基礎では,波浪や流れの作用によって洗掘が進行する.洗掘の進行は基礎の安定性の低下や通信ケーブル及びその防護管の変状等を引き起こすため,洗掘対策工を設ける必要がある.洋上風力発電が普及している欧州では石材を敷設する対策工法が発展してきた...

改良型護岸の越波流量低減効果と CADMAS-SURF の再現性の検証

港湾空港技術研究所  報告  62-3-1

2023年09月

海洋研究領域 耐波研究グループ
阿部 洋士、高橋 武志、鈴木 高二朗、中澤 祐飛

 従来の直立護岸や消波護岸に加えて,形状を工夫することで越波流量を小さくし,かつ天端高を低 く抑えることができる改良型護岸が越波対策として期待されている.代表的なものとして,上部フレア護岸,ダブルパラペット護岸,透水型護岸がある.    改良型護岸は護岸形式...

波と風の同時作用下におけるモノパイル式洋上風車の応答特性

港湾空港技術研究所  報告  62-3-5

2023年09月

海洋利用研究領域 海洋利用研究グループ
加島 寛章、米山 治男

 洋上風力発電施設の設計指針である国際電気標準会議(IEC)規格のIEC 61400-1 では,設計負荷 の軽減を目的に,1 つの風条件に対して1 つの波条件を指定した荷重組合せ条件が設定されている. 一方,実海域の海洋環境下では,上記と異なる風と波の条件が発...

岸壁上での流入・流出を考慮した越波浸水の算定手法 に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  62-3-4

2023年09月


濱野 有貴、平山 克也

 近年,台風来襲時の岸壁において高潮・高波による越波浸水被害が発生しており,気候変動の影 響による平均海面の上昇と台風の強大化により今後このような被害が増加することが懸念されてい る.一方で,岸壁での越波浸水現象については未だ検討が不十分であり,断面的かつ定常...

実用的な沖波諸元の設定方法に関する基礎的研究

港湾空港技術研究所  報告  62-3-3

2023年09月


平山 克也、森谷 拓実

 港湾施設や海岸保全施設などの設計波の算定に用いる設計沖波は,浅海変形が生じない深海域で設定するのが基本である.しかし,遠浅の海底地形や内湾に面する港湾等では,深海域が設計対象施設から遠く離れてしまい,設計沖波に設計対象施設沖の風場による波浪の発達が考慮されな...

軽石の覆砂材としての利用に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  62-2-2

2023年06月

海洋環境制御システム研究領域 海洋汚染防除研究グループ
井上 徹教、藤田 勇

 本稿は”Water”で出版された論文”Application of drifted pumice stone as a sand-capping material”を日本語訳したものに加筆したものである。  2021 年8 月13 日の小笠原諸島の福徳岡ノ場...

テイラー級数近似と重みつき最小二乗法を用いたMaterial Point Method の高度化

港湾空港技術研究所  報告  62-2-1

2023年06月

地盤研究領域 基礎工研究グループ
中村 圭太、松村 聡、水谷 崇亮

 本稿はComputer Methods in Applied Mechanics and Engineering で出版された論文“Taylor particlein-cell transfer and kernel correction for mater...

腹付工を有する混成堤の破壊特性と粘り強さを増す腹付工の形状

港湾空港技術研究所  報告  62-1-2

2023年03月

地盤研究領域 地盤改良研究グループ
栗原 大、高橋 英紀

 近年,砕石マウンド上にコンクリートケーソンを設置する混成堤は,ケーソン背後に砕石を積み上げ,押さえ盛土(腹付工)を構築して補強されている.防波堤に求められる重要な性能の1つは,設計波力を越える外力が作用した場合でも被災程度が軽微であり,防波堤の性能が残存する...

P波減衰トモグラフィ探査法を用いた薬液改良地盤の出来形・品質管理手法に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  62-1-1

2023年03月

地盤研究領域 土質研究グループ
高野 大樹、高橋 英紀、堤 彩人、山本 敦、山下 航洋、榊原 淳一

地盤改良工事では,地中埋設物位置の不整合や地盤条件の不一致等の問題で,施工時に設計を変更せざるを得ないケースが間々ある.このような場合には,地盤改良の効果を適切に評価するための出来形管理手法が必要になると考え,本研究では,薬液改良地盤を対象に,改良効果の可視化...