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港湾技術研究所報告総目録(Vol.25、別冊)

港湾空港技術研究所  報告  025-04-03

1986年12月

企画室
企画室

 港湾技術研究所報告は昭和38年2月に第1巻第1号を発刊以来、毎年、多数の成果を発表しており、昭和61年12月刊行の分で第25巻第4号を達した。そこで、この機会に「港湾技術研究所報告総目録」を作成して関係各位の便に供することとし、当所試験研究報告審査編集委員会...

港湾の空間計画に関する基礎的考察

港湾空港技術研究所  報告  025-04-02

1986年12月

機材部 機械課
井上聰史、石渡友夫

 成熟社会という新しい時代の到来に向けて、我が国の港湾は、これまでの量的拡充から質的整備へとかってない大きな転機を迫られている。 本研究では、まず港湾を空間として把え、計画的に整備することの今日的意義を、我が国独特の港湾開発理念と港湾開発の歴史的経緯のなかで明...

深層混合処理工法による浮き型改良地盤の地震時挙動

港湾空港技術研究所  報告  025-04-01

1986年12月

構造部 振動研究室
稲富隆昌、風間基樹、大塚幸治

 本報告では、横浜港大黒埠頭-12m岸壁の第2バースの浮き型改良地盤で実施されている地震観測の結果を報告するものである。浮き型改良地盤は、海底面(-12m)から-49mまでの粘土層を、幅57mの幅でブロック状に改良した地盤である。おもな結果は、以下のとおりであ...

粒度とN値による新しい液状化予測法

港湾空港技術研究所  報告  025-03-03

1986年09月

構造部 主任研究官
井合進、小泉勝彦、土田肇

 土の粒度とN値を用いて液状化予測を行うための方法を、以下のようにして考案した。港湾の施設の技術上の基準・同解説に示されている液状化予測法は、既応の液状化事例と適合する。しかし、同方法は、地下水面付近の土層を直接の対象として予測を行うものであり、液状化の深さ方...

根入れのある剛体構造物の地震時安定性に関する解析的研究

港湾空港技術研究所  報告  025-03-02

1986年09月

構造部 振動研究室
風間基樹、稲富隆昌

 剛体構造物は、周辺地盤の地震時を拘束する作用があることが知られている。本報告では、地盤ばねを介入して自由地盤の地震応答変位を剛体に作用させるモデルを用いて、深さ方向に位相差のある地震時が構造物の応答に及ぼす影響、剛体の質量効果、剛体の寸法効果、動土圧分布、慣...

海洋構造物におけるコンクリート柱・はり接合部の耐力・変形性状

港湾空港技術研究所  報告  025-03-01

1986年09月


清宮理、横田弘、横井聰之

 コンクリート製海洋構造物の施工の迅速性、容易性、建設費の低減等の観点から、陸上で製作したプレキャスト部材を現地で接合して構造物を建設する工法の採用が考えられる。プレキャスト部材を用いた構造物には、部材同志の接合部が存在する。海洋環境下で強大な波浪外力を繰り返...

深層混合処理工法による現場処理土の工学的特性

港湾空港技術研究所  報告  025-02-03

1986年06月

土質部 主任研究官
田中洋行、寺師昌明

 深層混合処理工法によって原位置で形成された安定処理土の工学的特性について述べる。対象とした処理土は、実際の施工機械を用いて海底地盤中に部分的にオーバーラップして作られた処理土柱体をそのまま地上に引上げ、丁寧にサンプリングしたものである。 現場処理土中の安定材...

円柱に働く衝撃砕波力に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  025-02-02

1986年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、高橋重雄、金子忠男、塩田啓介、小藏宏一郎

円柱と水面の衝突よる衝撃力の理論的考察および模型実験を行い、両者の結果を総合的に解析して、砕波形式や円柱の傾斜角の影響を考慮した円柱に働く衝撃砕波力の一般的算定法を提案した。Wagner理論による衝撃力はKarman理論に比べてピーク値は増大し、作用時間および...

二山型スペクトル波による混成堤に働く波力と設計周期の算定法

港湾空港技術研究所  報告  025-02-01

1986年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、木村克俊、A.P.d.S.Pinto

 風波とうねりが重なったような場合に生ずる二山型スペクトル波の統計的性質および二山型スペクトル波に対する混成堤直立部に働く波力特性を実験によって明らかにするとともに、その設計周期の算定法を検討した。 水路での発生波を検討した結果、二山型スペクトル波の場合は単峰...

電気防食調査に基づく防食電流密度の検討

港湾空港技術研究所  報告  025-01-02

1986年03月

構造部 材料施工研究室
横井聰之、阿部正美

 流電陽極方式の電気防食を適用している港湾鋼構造物に対して行った電気防食調査の結果から、防食電流密度の検討を行った。主要な結論は次のとおりである。(1)防食電流密度(定常値)と水質との関係は、アンモニウムイオン濃度と塩素イオン濃度を指標に表すことができる。(2...

重複波による防波堤前面の海底洗掘及びその対策に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  025-01-01

1986年03月

水工部 漂砂研究室
入江功、栗山善昭、浅倉弘敏

 防波堤前面の海底洗掘は、マウンド被覆工の散乱、本体根固め工の散乱あるいはマウンド石の散乱など防波堤本体の安定性の低下につながる多くの変状の発生原因となっているため、有効な対策工法を見出す必要がある。 本報告は、防波堤に対して波が斜めから入射する場合の海底洗掘...