港空研資料No.1112付録
港空研資料No.1112では，全国の港湾等における強震動評価の精度向上に資することを目的として，スペクトルインバージョン（岩田・入倉，1986）を我が国の各地方に適用し，サイト増幅特性の評価を実施している．解析は九州，中国・四国，近畿，中部，関東，東北・北海道の6つのブロックに対して行っており，K-NET，KiK-net，港湾地域強震観測の観測点を対象としている．対象周波数は，一般的な港湾構造物の振動特性や強震記録の精度を考慮し0.2-10Hzとしている．本研究で算定された震源特性およびサイト増幅特性のデジタルデータは付録CDに収録されている．その内容を以下に再録する．
