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38 件中 21〜38 件を表示

斜め入射波に対する曲面スリットケーソンの反射および部材波力特性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  資料  0493

1984年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、吉本靖俊

 斜め入射波に対する曲面スリットケーソンの反射率は、隔壁の影響が大きくないときには波の進行方向にみた消波部の幅によって変化し、これが有義波周期に対する波長の10%~25%になるときに反射率は極小となる。 曲面スリットケーソンでは遊水室内に衝撃波圧が発生するが、...

粘性土地盤の偏心傾斜載荷実験

港湾空港技術研究所  資料  0492

1984年06月

土質部 基礎工研究室
冨田幸晴、高橋邦夫

偏心傾斜荷重を受ける粘性土地盤り支持力について検討するために模型実験を行った。実際的に実験可能な軟弱な模型粘土地盤では、設計で用いられている円形すべりのような全体破壊は起こらず、局部破壊が連続して発生することが認められた。この様な意味も含めて、本模型実験には、...

スラッジブランケット型分離槽による余水処理実験

港湾空港技術研究所  資料  0491

1984年06月

機材部 汚泥処理研究室
竹内孝之、白鳥保夫、加藤英夫、蔵谷満

 本実験は、埋立余水処理装置の小型化の面で有利と思われるスラッジブランケット型分離槽に着目し、主として運転条件と処理水SS濃度の関係について調べたものである。良好な処理水質(5mg/l以下)を得ることができた運転条件についてまとめると以下のようになる。(1)凝...

ポンプ浚渫船による汚濁の発生防止に関する模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0490

1984年06月

機材部 汚泥処理研究室
白鳥保夫、竹内孝之、加藤英夫

 本資料では一般のカッタ付ポンプ浚渫を用いた場合の汚濁の防止を目的として、取付の簡単な汚濁防止アタッチメントの効果を模型実験により確認したものである。 模型実験では従来型のカッタヘッドのみのものと、これに汚濁防止アタッチメントを設けた4つの型のヘッドを用い、そ...

岩石の破壊じん性試験と水ジェットによる掘削性との関係

港湾空港技術研究所  資料  0489

1984年06月

機材部 主任研究官
中島忠男、轟達夫

 岩盤の諸性質とその破砕性に関する研究の一環として、モルタル、さんご礁岩及び花こう岩について破壊じん性試験を実験した。その結果、き裂強度、強度ともいうべき破壊じん性値は、モルタル、さんご礁岩及び花こう岩でそれぞれ平均0。86、1。92および3。21kgf/m3...

ポンプ浚渫船の動揺時浚渫特性に関する模型実験(その2)

港湾空港技術研究所  資料  0488

1984年06月

機材部 主任研究官
浜田賢二、岡山義邦、村上幸敏、筌場和宏

 将来需要が見込まれる大水深度荒天用浚渫船として、半没水式ポンプ浚渫船を想定し、船体動揺時の浚渫特性を模型実験によって調べた。 実験としては、5、000馬力クラスのポンプ浚渫船を想定し、縮尺比約1/15の模型を用いた。今回の実験は、ラダー支持法として、カウンタ...

港湾地域強震観測年報(1983)

港湾空港技術研究所  資料  0487

1984年06月

構造部 耐震構造研究室
倉田栄一、福原哲夫、野田節男

 この港湾地域強震観測年報では、日本の主要な港湾に設置した強震計で1983年に観測された記録を報告する。本報告は本文および観測結果から成り、観測結果は、強震観測表、記録波形、ディジタル記録、速度および変位波形、応答スペクトル、フーリエスペクトル、水平面内の加速...

被災防波堤集覧(その3)

港湾空港技術研究所  資料  0485

1984年06月

設計基準部 設計基準研究室
服部千佳志、柴田鋼三、大堀晃一

 昭和48年から57年までの防波堤の災害復旧工事の記録を保存し、被災に対する復旧工法の検討、現行設計法の改良と開発、既存研究成果の実験的検証、防波堤施設のメインテナンスに役立てるため、災害復旧工事のうち復旧金額が3000万円以上のもので比較的資料の整っているも...

半円形構造護岸に作用する波力について

港湾空港技術研究所  資料  0484

1984年06月

設計基準部 設計基準研究室
柴田鋼三、服部千佳志、大堀晃一

 半円形構造護岸とは、堤体の主要部分が半円形のコンクリート版による壁体と上部壁体から構成される護岸である。この構造は、半円形壁体に作用する土圧や波圧の鉛直成分を利用することによって、従来の重力式構造物に比べ堤体重量を大幅に軽減できるなどの利点を有する構造で、特...

矢板式係船岸上部工の配筋設計の自動化

港湾空港技術研究所  資料  0483

1984年06月

設計基準部 主任研究官
福井正幸、岩崎正二、外山進一

 本資料は、港湾構造物の設計の自動化の一環として、矢板式係船岸上部工の配筋設計プログラムを開発し、ここに報告する。 本配筋設計プログラムは、基本設計で決定された上部工の形状及び設計条件を与えることにより、配筋計算し、配筋図を作成する機能を有している。...

陸上出入貨物調査に基づく港湾貨物の一次流動図集(第8報)-東京湾編-

港湾空港技術研究所  資料  0482

1984年03月

設計基準部 計画基準研究室
高橋浩二、米澤朗

 本資料は、港湾調査規則第6条に規定されている陸上出入貨物調査を分析し、搬出・搬入貨物の一次流動を図化したものである。昭和57年度に上記調査は、東京湾、大阪湾、伊勢湾及び静岡地域内に位置する23港を対象に実施された。本資料では、これらのうち東京湾の6港(千葉、...

港研構内およびアシカ島における気象・海象観測その2

港湾空港技術研究所  資料  0481

1984年03月

水工部 高潮津波研究室
菅原一晃、立花祐二、佐々木弘、広瀬宗一、橋本典明

 港研構内およびアシカ島での気象・海象観測の実施内容を紹介し、そのうち構内の気温、降水量、風および潮汐のデータとアシカ島の風および波のデータについて、一般統計を行った。その結果下記の代表値を得た。(1)久理浜の平均気温は16。03℃であり、最高気温は35。7℃...

沿岸波浪観測年報(昭和57年)

港湾空港技術研究所  資料  0480

1984年03月

水工部 高潮津波研究室
菅原一晃、広瀬宗一、橋本典明、村田繁

 運輸省港湾局は,昭和45年来の”波浪に関する拠点観測実施要網”を発展的に解消し,昭和53年3月に”沿岸波浪観測実施要網”を策定した.ここでは,標準的観測法として,水深-50mでの波浪観測及びカートリッジ磁気テープによるディジタルデータの取得を規定し,データの...

多変量解析法による海域の水質データの検討

港湾空港技術研究所  資料  0479

1984年03月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男、森川雅行

 多変量解析法である主成分と分析、クラスター分析、パターン分析の手法を用いて、海域の水質データの検討を実施した。 解析したデータは、大阪湾泉南沖のMT局で1978~1981年に、ほぼ2週間に1回の割合で正午頃に表面、表層、中層、底層で取得されたものである。解析...

港研方式による杭の横抵抗の基本式の数値計算

港湾空港技術研究所  資料  0478

1984年03月

情報センター 計算室
小藏宏一郎

 軸直角方向力を受ける単杭の挙動を解析的に推定するには、港研方式により、基準曲線と換算係数を使って、杭頭変位、地中最大モーメント、杭頭曲げモーメント第一ゼロ地点等設計に必要な特別の値を求めることができる。本論文では、曲モーメント第一ゼロ点の深さの1。5倍すなわ...

棚式係船岸の基本設計の自動化

港湾空港技術研究所  資料  0477

1984年03月

設計基準部 自動設計研究室
岩崎正二、外山進一、福井正幸

 港湾構造物の設計の自動化の一環として、棚式係船岸の基本設計プログラムを開発したので、ここに報告する。 本プログラムは、棚部形状、杭の配置、矢板断面、杭断面等を入力することにより、矢板の根入長、応力度の計算、棚断面の曲げモーメント、せん断力の計算、棚杭の軸力、...

錦海湾における真空圧密工法現地実験

港湾空港技術研究所  資料  0476

1984年03月

土質部 土性研究室
小林正樹、土田孝

 本資料は、錦海湾において行われた真空圧密工法の現地実験の結果をまとめたものである。実験中の沈下一時間関係は通常の圧密理論によるものとは一致していない。また、強度の増加は予想されたものより小さくなっている。さらに、強度増加と含水比の関係も室内試験結果から求めら...

港湾構造物の電気防食調査(その1)

港湾空港技術研究所  資料  0475

1984年03月

構造部 主任研究官
善一章、横井聰之、阿部正美

 本資料では、東京湾口における水質の現地観測を昭和56年7月から57年 長期間電気防食法(流電陽極法)を適用した港湾鋼構造物の実態を知るため、代表例について電気防食調査を行った。主な調査結果は通の通りである。 (1)防食電流密度は初期値の20~70%であった。...