研究について

検索結果

検索対象 両方から検索する
キーワード
発行年
所属
30 件中 21〜30 件を表示

捨石による基礎マウンドの形状および力学特性に関する考察

港湾空港技術研究所  報告  030-01-10

1991年03月

計画設計基準部 設計基準研究室
口田登、辻垣武彦、森田博史

 捨石および捨石マウンドのもつ基本的な特性の未解明な部分を、統計幾何学的および統計力学的な手法を用いることによって考察した。その結果、以下の事項が明らかとなった。 (1)捨石のための新しい3種類の形状表示法を提案し、それぞれの計算結果をフラクタル次元に変換し...

カラーコンクリートの材料特性に関する研究-強度特性、色彩特性、および耐久性-

港湾空港技術研究所  報告  030-01-09

1991年03月

構造部 材料研究室
福手勤、山本邦夫、浜田秀則

 現在、コンクリート材料の色彩化の要求が高まっている。色彩化の方法の1つに、コンクリートの練りまぜ時に顔料を添加して製作するカラーコンクリートを用いる方法がある。しかしながら、このカラーコンクリートの海洋環境下の使用実績はそれほど多くないため、海洋環境下での材...

大変形する単杭構造による接岸ドルフィンの残留変位と累積疲労損傷度

港湾空港技術研究所  報告  030-01-08

1991年03月

構造部 海洋構造研究室
上田茂、白石悟

 従来、シーバースの接岸ドルフィンは、船舶の接岸エネルギーを主として防舷材によって吸収するように設計されている。これに対して、単杭構造(Single Pile Structure;SPS)は、高張力鋼を用いた単杭構造物で、杭自身が大変形することによって、接岸エ...

空港コンクリート舗装の不同沈下管理に関する考察

港湾空港技術研究所  報告  030-01-07

1991年03月

土質部 滑走路研究室
八谷好高、横田弘

本研究は、軟弱地盤上に空港コンクリート舗装を建設して運用していく場合のシステムについて考慮したものである。不同沈下が予想される軟弱地盤上に建設される空港コンクリート舗装では、地盤の不同沈下により舗装建設後の維持・補修工事の多くなることが予想される。このような地...

ヨシ原による水質浄化の特性

港湾空港技術研究所  報告  030-01-06

1991年03月

海洋水理部 主任研究官
細川恭史、三好英一、古川恵太

 沿岸での水質浄化が内湾に及ぼす影響について概観し、内湾湾奥部などの水際で水質浄化能力を高めることの重要性を検討した。沿岸大型水生植物(ヨシ)を用いた栄養塩の除去作用を対象とし、ヨシ原の懸濁粒子の沈降促進作用・生物への吸収同化作用の2つの作用について、現地での...

現地データによる移動床模型実験の検証-河原子海岸におけるケース・スタディー-

港湾空港技術研究所  報告  030-01-05

1991年03月

水工部 漂砂研究室
加藤一正、井上浩司、柳嶋慎一

 移動床模型実験で予測した海浜変形が実際に現地で生じているかどうかの確認と移動床模型実験の精度・限界を調べるために、河原子海岸を例にとり、現地データ用いて、移動床模型実験の追跡調査を行った。  本研究で得られた主要な結論は以下のようである。 1)事前に収集...

波の連なりを考慮した長周期波の波高の推定-波崎海洋研究施設における現地観測にもとづく検討-

港湾空港技術研究所  報告  030-01-04

1991年03月

水工部 漂砂研究室
加藤一正、中村聡志、池田直太

 波の連なりから前浜地形変化を予測するモデルの開発を目指し、波の連なりと長周期波の関係を調べるために現地観測を実施した。また、既存の長周期波発生の理論の妥当性を検証した。  現地観測は、波崎海洋研究施設とその一直線上沖合いの10点で1レコード2時間の同時観測...

多方向不規則波を用いた波浪変形模型実験

港湾空港技術研究所  報告  030-01-03

1991年03月

水工部 波浪研究室
高山知司、池田直太、小杉宜史

釜石湾湾口北部の海底地形を実験水槽内に1/100で再現し、サーペント型造波装置を用いて波浪変形実験を行った。実験では、一方向不規則波とS壱衣因=25の多方向不規則波を造波して、両者の波浪変形特性の相違を調べた。実験結果によると、砕波帯のサーフビートに関しては、...

砕波および反射を考慮した波浪変形計算

港湾空港技術研究所  報告  030-01-02

1991年03月

水工部 波浪研究室
高山知司、池田直太、平石哲也

平面地形に対する波浪変形計算や砕波による不規則波の波浪変形計算に関して従来の研究を概括するとともに、新たに砕波や反射波の効果を導入した波浪変形計算法を提案した。波浪変形計算の基礎式としてはエネルギー平衡方程式を採用した。エネルギー平衡方程式では波の回折効果が厳...

遠地津波の外洋伝播計算

港湾空港技術研究所  報告  030-01-01

1991年03月

水工部 海洋エネルギー利用研究室
後藤智明

 日本沿岸に被災をもたらした遠地津波に1960年のチリ津波がある。この津波より被った災害は死傷者が1、000名以上であり、北海道から九州に至る太平洋岸一帯で家屋、耕地、港湾および船舶などに大きな被害を被っている。  一般に、津波の現象のスケールが沿岸地形と同...