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夏の研究所一般公開開催 <2005年7月30日 10時〜16時>

一般の方のために研究所全体で公開イベントを行いました。構造振動研究室では、地震体験車で2種類のタイプの異なる地震による”揺れ”を体験していただきました。

一つ目の地震波は2003年十勝沖地震の際に苫小牧港で記録された地震波です。震源から約200km離れているにもかかわらず,最初に激しい揺れが生じた後も長時間にわたりゆっくりとした揺れ方をしたという特徴があります。苫小牧の石油タンクが火災を起こした原因はこの”揺れ方”の特徴にあったと言われています。

もう一つの地震波は1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の際に人工島で記録されたものです。こちらは2003年十勝沖地震の地震波と比較すると短時間ですが,その揺れ方は非常に激しいことが体感できたと思います。

当日は猛暑の中,たくさんの方にお越しいただき延べ700人以上の方々に地震による揺れを体験していただきました。

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