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サイエンスキャンプ2005 <2004年7月25〜27日>

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次世代を担う高校生を対象とした研究施設等で科学技術を直接体験し学習できるサイエンスキャンプ2005が7月25日〜7月27日の3日間にわたって行われました。構造振動研究室には3名の高校生が集まり,地震によって発生する”液状化”現象について我々とともに勉強しました。

学習内容は,まず液状化の講義と過去に地震における液状化による構造物の被害を学んでいただき,基礎的な知識を身につけていただきました。その後,「なぜ土構造物(盛土)は液状化により沈下するのか?」「土構造物を沈下させないためにはどうすればいいのか?」というテーマのもと,参加者各自で土構造物沈下対策を模型振動実験によりいくつか検証していただきました。そして,最終日には考案した対策方法の中で最も効果的な方法を研究室メンバーの前でプレゼンテーションを行い,研究室メンバーの前で実験していただきました。

参加者は,講師の講義を一言一言熱心に聞いており,学習意欲の高さが窺えました。模型作成時においては,柔軟な考えで奇抜なアイディアを出しては講師を驚かせていました。また,自分の手で模型を作成し地震によって生じた液状化現象を体感することで,地震に対する知識・防災に対する意識がより一層深まったようでした。

実験一日目

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実験二日目

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