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サイエンスキャンプ2004 <2004年7月26〜28日>

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次世代を担う高校生を対象とした研究施設等で科学技術を直接体験し学習できるサイエンスキャンプ2004が、7月26日〜7月28日の3日間にわたって行われました。構造振動研究室には3名の高校生が集まり、地震によって発生する液状化について学習して頂きました。

学習内容は、まず、液状化の講義と液状化による構造物沈下の実験を体験して頂き、「なぜ重い構造物は沈下するのか?」「構造物を沈下させないためにはどうすればいいのか?」というテーマのもと、参加者各自で構造物沈下対策を模型を使用して考えてもらいました。そして、最終日には作成した模型の振動実験を行い、沈下対策の成果を発表して頂きました。

参加者は、講師の講義を一言一言熱心に聞いており、学習意欲の高さが窺えました。模型作成時においては、柔軟な考えで奇抜なアイディアを出しては講師を驚かせていました。また、自分で構造物沈下対策を考えた事により、地震に対する知識がより一層深まったようでした。

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講義中です。 液状化について熱心に聞いていらっしゃいました。

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講師(Dr.Kohama)

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実験の説明中

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使用した道

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模型作成中

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模型完成。各自のアイディアで構造物の沈下対策を施しました。

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沈下対策のコンセプトを、実験前にプレゼンテーションしてもらいました。