平成15年(2003年)十勝沖地震現場調査速報第3報 (暫定版)
2003.10.27 16:00現在
1.港湾施設の被害状況 釧路港西港区
釧路西港区平面図
ケーソン背後陥没(最大60cm程度),噴砂発生箇所(水道管敷設の埋戻砂)もあり,粒径が数センチメートルの石も認められる,埋土はセメント系固化処理,法線の乱れなし,将来クレーン設置予定.クレーン設置予定のない箇所では高さ数十センチメートルの空洞がエプロン下部に発生,段差部の断面においてアスファルト舗装・路盤・路床・処理土が色の違いが明瞭,触診で強度差が分かる。
処理土の母材は砂質系。
処理土の母材は砂質系。
ハイブリッドケーソン,壁体肩部に法線と平行にクラック(幅数センチ程度),陸側フーチング位置地表にクラック(数センチ),埋土はセメント系管中混合処理,法線の乱れなし,-10m岸壁と法線は面一,コンテナヤードは健全。 処理土の母材は、細粒分が多く、異臭が有りヘドロと思われる。
ケーソン背後のエプロン部沈下(7〜80cm程度),ひび割れ幅は最大30cm程度,埋土はセメント系管中混合処理,但し,浅い部分は強度弱い,噴砂なし,法線の乱れなし。 処理土の母材は、細粒分が多く、異臭が有りヘドロと思われる。