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サイエンスキャンプ2003実施 <2003年7月28〜30日>

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平成15年7月28日〜30日にかけて、サイエンスキャンプ2003が行われ、構造振動研究室では、3人の高校生が砂地盤の液状化と埋設構造物の浮上りについて勉強をしました。 実験では、まず、砂地盤の液状化と浮上り現象を再現し、液状化した砂の性質や徐々に浮き上がる発泡スチロールの様子を体験してもらいました。 そして、その観察をふまえて、なぜ液状化や浮上りがが起こるのか、また、浮上りを防ぐにはどのようにすれば良いかをそれぞれに考えてもらいました。

最後に、この考察結果に基づいて浮上り対策を施した模型を作成し、振動実験によって土の程度浮き上がりが抑えられるかを確認しました。 高校生達の柔らかい頭による独創的なアイデアやその効果は、私たち研究者も唸る程のものでした。

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実験の準備
パートナーの研究者と楽しく模型を作成しました

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実験前のプレゼンテーション
オリジナルの浮上り対策について説明してもらいました