研究施設

模型

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三種類の岸壁模型

岸壁は、船と陸地(荷物や人物を安全に積み卸しするため)とつなぐ必要な施設です。岸壁の構造については、自然条件、港湾の利用形態などにより、重力式、矢板式、桟橋式等の構造様式があります。

矢板式岸壁模型

矢板式岸壁模型

矢板式岸壁とは、鋼管矢板等を打ち込んで土をとめて上部を舗装します。
多くの場合、基礎としての水中の作業がないため、急速な作業に適しています。
ケーソン式岸壁模型

ケーソン式岸壁模型

ケーソン式岸壁(重力式)とは、土台の上にケーソンを据え付け、中に砂を詰め込み上部を舗装します。
また消波機能を備えたケーソンを据え付けるタイプもあり、これはより一層港の中を穏やかにします。
桟橋式岸壁模型

桟橋式岸壁模型

桟橋式岸壁とは、一般に土をとめる壁の前面に桟橋をもうけて上部を舗装します。
構造が他のタイプに比べて、軽く杭により支えられるので地盤が軟弱な場所に適しています。