暴露試験によるコンクリート、鋼材及び各種材料の長期耐久性の評価
港湾・空港施設は、一般的に50-100年程度の耐用年数が要求されます。一方、これらが位置する環境は海洋環境下という極めて厳しい環境です。
このような厳しい環境下における各種建設材料の長期耐久性の評価を、実環境下における暴露試験に基づいて行うことが期待されています。
本研究は、海洋環境下における各種建設材料の長期耐久性を評価し、使用材料を選択する際の有益な情報を提供することを目標とし、各種材料の耐用年数および劣化特性をアウトプットとして検討しています。
本研究は以下の4点について主に検討しています。
写真-1 海水循環水槽(海水シャワー暴露施設)
写真-2 波崎観測桟橋