ライフサイクルマネジメントセンター

点検診断支援システム

Life Cycle Management Research Center

 「点検診断支援システム」は、桟橋上部工点検用ROVやビデオカメラ等による撮影画像から生成した3Dデータを用いて、展開図の生成(自動)~変状の抽出(半自動)~劣化度判定(手動)~点検帳票の作成(自動)を効率的に行うためのソフトです。
  市販のSfM/MVSソフトウェアにより生成した3Dデータのほか、施設情報(各部材の寸法形状,鋼管杭位置など)等を入力情報として用います。本システムにこれらの情報を読み込ませると、桟橋上部工の各部材の展開図が自動で生成されます。そして、桟橋上部工に生じる変状(鉄筋露出,ひび割れ,剥離,遊離石灰など)を想定して、各部材展開図の画像の色相の変化(輝度勾配)からそれら変状の発生が懸念される箇所を自動抽出する機能を有しています。
  変状の位置および種類の決定はシステム利用者が行い、変状の決定とあわせて劣化度a~dを入力します。決定された変状情報と劣化度は展開図に表され、部材毎の劣化度や劣化度集計表とともに帳票として出力できます。

 点検診断支援システムの画像

 動作環境

項目 名称 備考
OS Windows8.1(64bit版)、10(64bit版)  
メモリ 16GB以上 検証環境での実測値
必要なソフトウェア .Net Framework 4.5.2以降
(※4.6.x, 4.7.x を含む)
Microsoft Excel 2013以降
(※帳票閲覧・編集に必要)
 
ビデオカード OpenGL 3.0に対応したビデオカード
※オンボードグラフィックスの場合、3次元モデルが表示できない場合があります
Quadro/GeForce等

点検診断支援システム紹介動画

点検診断支援システムの利用について

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