研究開発
(令和4年1月28日) (令和4年1月18日更新) (令和3年11月09日更新) (令和3年10月29日更新) (令和3年10月15日初版)
SIPスマート物流サービス(プログラムディレクター 田中従雅)では、サプライチェーンの川上から川下まで統合した「物流・商流データ基盤」の構築、及びその社会実装までを目指す研究開発に取り組んでいます。
本研究開発と並行する活動として、本基盤の将来の利用者拡大に向けたデータ項目の標準化等を促進するため、本SIP内に設置した標準化検討WGにおける審議や、その後の意見募集の結果も反映し、物流標準ガイドラインをとりまとめましたので公表いたします。
「物流・商流データ基盤」の構築では、業界毎のサプライチェーン(SC)の特徴を生かしたオープンでセキュリティが担保された業界毎の「物流・商流データ基盤」の社会実装を図り、これまでより、広い範囲のデータ連携や情報共有化などによる物流の効率化・生産性向上を実現するサービス(共同運送、共同保管、検品レス、バース予約等)の提供を目指しており、「物流標準ガイドライン」(以下、本ガイドライン)の主な目的は、物流・商流データ基盤内で取り扱うデータの標準形式を規定することです。
本ガイドラインは以下の4つの定義書から構成されています。
①運送計画や集荷、入出庫、配達といった物流プロセスの流れやルールを定義する“物流標準メッセージレイアウト”
②運送計画情報や出荷情報、運送依頼情報といったメッセージ・データ項目・コードを定義する“物流標準データ項目一覧”
③各業界の「物流・商流データ基盤」 が共通で利用できるマスタを定義する”物流共有マスタ標準“
ガイドライン/定義書 | ver/ファイル | 更新日 |
---|---|---|
物流標準ガイドライン | ver1.02PDF | 2022年1月12日 |
物流標準メッセージレイアウト | ver1.02PDF | 2022年1月12日 |
物流標準データ項目一覧 | ver1.02PDF | 2022年1月12日 |
物流共有マスタ標準 | ver1.02PDF | 2022年1月12日 |
物流標準語彙辞書 | ver1.00PDF | 2022年1月12日 |
「英語表記」を追加した『物流標準メッセージレイアウト』および、『物流標準項目辞書』の追加、等
SIPスマート物流サービスが策定した「物流標準ガイドライン」をわかりやすく解説した紹介動画を作成しました。 「物流標準ガイドライン」と合わせてのご活用をお願いいたします。
番号 | 紹介動画 | 収録時間 |
---|---|---|
1 | 物流標準ガイドラインの目的・策定の経緯[↗](Youtubeへ) | 7分36秒 |
2 | 物流標準ガイドラインの構成・利用方法[↗](Youtubeへ) | 7分27秒 |
3 | 物流業務プロセスの標準化(業務プロセス定義書)[↗](Youtubeへ) | 16分8秒 |
4 | 物流標準メッセージレイアウト(データ表現定義書)[↗](Youtubeへ) | 10分12秒 |
5 | コード標準化に対する方針[↗](Youtubeへ) | 12分9秒 |
6 | 物流共有マスタ標準(マスタデータ定義書)[↗](Youtubeへ) | 7分13秒 |
計 | 60分45秒 |
問合せ先: スマート物流サービス標準化検討WG (事務局:㈱野村総合研究所)
メールアドレス:sip-wgx@nri.co.jp