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36 件中 21〜36 件を表示

岸壁の裏込め材として打設された軽量混合処理土の土質特性

港湾空港技術研究所  資料  0835

1996年06月


土田孝、長井興治、湯川雅之、岸田隆夫、山本実

 本報告は、岸壁の背後に使用された気泡混合処理土について、打設後17~20ヵ月にコアのサンプリングと室内土質試験及び原位置土質試験を実施した結果をまとめたものである。主な結論は以下の通りである。 (1)単位体積重量は水中部分において増加傾向がみられたが、設計...

軽量混合処理土に及ぼす養生条件の影響

港湾空港技術研究所  資料  0834

1996年06月

土質部 土性研究室
土田孝、笠井寿太郎、水上純一、横山裕司、槌田和徳

 港湾・海洋環境における新しい地盤材料として、浚渫土を用いた軽量混合処理土の力学特性について室内試験により検討した。軽量混合処理土は、気泡と固化材を混合して固化した気泡混合土とEPSビーズと固化材を混合して固化した発泡ビーズ混合土の2種類である。基本的な性質で...

港湾・海洋環境における軽量混合処理土の用途と現地打設実験

港湾空港技術研究所  資料  0833

1996年06月

土質部 土性研究室
土田孝、横山裕司、水上純一、清水和也、笠井寿太郎

 港湾・海洋環境で使用される軽量地盤材料には、海水中で施工し使用できる、短期間に大量かつ経済的に施工できる、地震力、波力、圧密沈下など沿岸域の環境に耐えうる、などの特性が要求される。本研究は浚渫土を加工して港湾・海洋空間に使用できる軽量混合処理土の開発を目的と...

リモートセンシング技術を用いた潮目分布の推定とその大阪湾への適用

港湾空港技術研究所  資料  0831

1996年06月

海洋環境部 環境評価研究室
村上和男、浅井正

 人工衛星によるリモートセンシング技術を用いて、潮目の位置を推定する手法を開発し、大阪湾を対象としてその推定手法の検証を行った。大阪湾で発達する潮目は潮汐フロントと呼ばれるものであり、沿岸域と外海での水質特性の違いによりその境界部に発生するものである。そこで、...

円柱に作用する多方向不規則波力に関する模型実験と数値計算

港湾空港技術研究所  資料  0830

1996年06月

水工部 波浪研究室
平石哲也、冨田康大

 海の波は、様々な方向から来る波が重なり合った状態となっており、多方向不規則波としての性質を有する。そこで、沖合の大水深海域に建設される海洋構造物の設計においては、波の多方向性がどのような影響を与えるかを検討しておかなければならない。本研究では、その検討の一環...

干潟実験施設を用いた物質収支観測

港湾空港技術研究所  資料  0832

1996年03月

海洋環境部 海水浄化研究室
細川恭史、桑江朝比呂、三好英一、室善一朗、木部英治

 当研究所では1994年にメソコスムのサイズスケールを持つ干潟実験施設を整備した。この施設を利用し、自由に環境条件を設定した実験から得られる知見は、港湾における干潟の修復や創生を考える際に大いに役立つと思われる。本研究では、(1)この干潟実験施設の概要、(2)...

一点係留ブイの設計法に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  0829

1996年03月

水工部 波浪研究室
鈴木康正

 船舶を係留するための施設として、大型船舶を沖の水域に係留し短時間で荷役を行う目的でブイが設置されることがある。係留船舶としては大型タンカーを対象としているものが多いが、本研究では、係船だけではなくその地点で荷役を行うことを目的とした大型ブイを一点係留ブイ(S...

くし型浮体の波浪による断面力の計算法

港湾空港技術研究所  資料  0828

1996年03月

構造部 海洋構造研究室
白石悟、米山治男、横井和幸

 本資料ではマリーナの浮桟橋のように主桟橋と補助桟橋で構成されたくし型構造の浮体(くし型浮体)の波浪による断面力の計算法について提案する。断面力の計算法としては従来、浮体の動揺を考慮しないミューラーの式、断面分割法による波力およびラディエーション流体力を用いて...

アスファルトコンクリートの層間付着におけるタックコートの効果

港湾空港技術研究所  資料  0827

1996年03月

土質部 滑走路研究室
八谷好高、野田工

 アスファルト舗装においては、一般的に、密度を均一にするとともに平坦性を良好にするために、アスファルトコンクリート表・基層がいくつかの層に分けて舗装される。この場合、層間の接着が十分でないと接合面が構造上の弱点となるので、層間の付着をよくしてアスファルトコンク...

コンテナクレーンの諸元解析

港湾空港技術研究所  資料  0826

1996年03月

機械技術部 機械作業システム研究室
高橋康弘、須田国男、藤本健幸

 世界的なコンテナトレードにおける様々な変革、例えば海上輸送貨物におけるコンテナ化率の増大、輸送コスト削減のためのコンテナ船の大型化等により港湾施設は機能、能力等についての迅速な対応が求められている。その様な状況において、将来における適切な設備計画のためにも港...

水中レーザー視認実験装置の設計・製作

港湾空港技術研究所  資料  0825

1996年03月

機械技術部 海洋機器開発室
佐藤栄治、秋園純一、高橋英俊

 港湾工事は一般には濁りのある水中で行われるため、施工管理や品質管理のための計測や水中観察は、効率や精度の面で十分ではない。特に水中観察に関しては、主として肉眼、水中写真、あるいは、水中テレビカメラに頼っているために、近距離しか見えないという問題がある。  ...

リサイクル材料の港湾工事への活用に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  0824

1996年03月

計画設計基準部 設計技術研究室
横田弘、中島晋

 地球環境保全の観点から、近年建設材料のリサイクル化の要請が高まっている。臨海部へのリサイクル材料の活用は、従来より海面の埋め立てという形で、建設発生土、建設廃材、陸上廃棄物などを用いて行われてきた。しかし、今後のより積極的な活用を図る上では、利用対象を拡げて...

高速海上輸送に対する荷主のニーズ-国内長距離輸送分野におけるモーダルシフトの意向調査結果の解析-

港湾空港技術研究所  資料  0823

1996年03月

計画設計基準部 計画基準研究室
奥田薫、村田利治

 運輸省の施策であるモーダルシフトの推進、環境にやさしい輸送の実現を可能にする超高速船等の革新的輸送構造を実用化するためには、新たに創出される輸送サービスに対するニーズを的確に把握する必要がある。  高速海上輸送に対する荷主のニーズ、輸送機関選択の条件などを...

海面占用許可の基本的考え方についての一考察-ウォーターフロントに展開される新しい形態の海洋構造物の設置許可にかかる法的諸問題-

港湾空港技術研究所  資料  0822

1996年03月

計画設計基準部 計画設計基準部長
木阪恒彦

 ウォーターフロント開発の展開の場としての、陸域と一体的に海面を利用する様々なプロジェクトが増大している一方、その法的位置づけは明確でない.  本研究では、海の管理に関する基本法がないことを指摘し、公物としての海面の管理の現状、浮体構造物や人工地盤形式等の施...

全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 1994)

港湾空港技術研究所  資料  0821

1996年03月

水工部 海洋エネルギー利用研究室
永井紀彦、清水勝義、菅原一晃、橋本典明

 1970年以来、運輸省港湾局では関係機関による相互協力の下に、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbours)を構築し、日本全国の沿岸海...

多層レベルモデルにおける内部せん断応力の評価法に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  0820

1996年03月

海洋環境部 水理研究室
鶴谷広一、K.P.P.PATHIRANA、中川康之

 本研究は、既存のシルテーション予測モデルでは再現できなかった高濃度浮泥層の流動現象による底泥輸送量の算定を可能とするモデルの開発を目的として、その基礎となる海水流動場を計算するための水理モデルの適用性について調べたものである。対象とした水理モデルは、これまで...