研究について

検索結果

検索対象 両方から検索する
キーワード
発行年
所属
36 件中 21〜36 件を表示

東京湾の津波計算

港湾空港技術研究所  資料  0454

1983年06月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司、永井紀彦、平石哲也

 本研究は、1923年の関東大震災時と同規模の地震が発生したときの、東京湾沿岸部での津波を数値計算で調べたものである。 数値計算法としては、相田が開発した手法を用いた。東京湾では水深20m以下の浅水域が広く、海底摩擦による津波のエネルギー損失が大きいと考えられ...

日本沿岸の漂砂特性と沿岸構造物築造に伴う地形変化に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  0453

1983年06月

海洋水理部 海洋水理部長
田中則男

 論文は2編で構成されている。第1編では漂砂特性の支配要因を摘出し、これら要因の全国分布を検討した上で、我が国の海浜の地域区分を行った。 第2編では、砂浜に築造された港湾の周辺における海浜変形事例について述べ、多くの港に共通的に出現する変形パターンを摘出し、こ...

不規則波実験制御解析システムについて

港湾空港技術研究所  資料  0452

1983年06月

水工部 波エネルギー研究室
富田英治

不規則波を用いた水理模型実験を効率良く遂行するために、16ビットミニコンピュータを主体としたりアルタイム実験処理システム(REMS)を開発した。REMSは造波信号の作成から、造波制御、波高データの取得・解析までを一慣として自動処理することにより、従来の不規則波...

駿河湾における長周期波の特性

港湾空港技術研究所  資料  0451

1983年06月

水工部 主任研究官
広瀬宗一、高橋智晴、菅原一晃

 本稿は、田子の浦港における昭和43年から昭和53年迄の11年間長周期波計による観測データを用いて、田子の浦を中心とした駿河湾における長周期波の出現特性をとりまとめたものである。本稿の結果を要約すると以下のようになる。 (1)田子の浦で観測される長周期波のスペ...

傾斜堤上部工およびブロック式混成堤に働く波力

港湾空港技術研究所  資料  0450

1983年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、小島朗史

 傾斜堤上部工に働く波力およびブロック式混成堤の各段下面に働く揚圧力について、水理模型実験を実施して検討した。 傾斜堤上部工には条件によって強大な衝撃砕波力が作用し、その対策工法として十分な消波工の設置が非常に有効であることが明らかとなった。また、この場合の水...

1978年宮城県沖地震の被災例などによる現行設計法の検討

港湾空港技術研究所  資料  0449

1983年06月

設計基準部 設計基準研究室
福田功、柴田鋼三、金子英久、白石修章、大堀晃一

 現行の地震時の設計法は、地震力を静的に作用させるほかは常時と同じ力学的条件が成立することを前提としている。このような条件は必ずしも地震時に成立しているとはいえない。したがって、地震時の設計法については実際の現象により検証していくことが必要である。  この観点...

海岸堤防・護岸構造集覧

港湾空港技術研究所  資料  0448

1983年06月

設計基準部 設計基準研究室
柴田鋼三、上田寛、大堀晃一

 海岸堤防及び護岸は、海岸線付近に設置され、海水の侵入を防ぎ、背後の人や財産を防護するほか、侵食海岸にあっては背後の土砂の欠壊流失を防止する重要な施設である。これらの海岸堤防及び護岸は、『海岸保全施設築造基準解説』に基づいて設計されている。この『海岸保全施設築...

鋼直杭式桟橋の極限状態を考慮した解析の自動化

港湾空港技術研究所  資料  0447

1983年06月

設計基準部 主任研究官
福井正幸、内田豊彦、岩崎正二、外山進一

 本資料は、港湾構造物の設計の自動化の一環として開発された鋼直杭式桟橋・横桟橋の極限状態を考慮した解析(以下ここでは極限設計という)を行うプログラムについて、システムの構成及び設計法をまとめたものである。 本システムにより、地震力に対し従来行われている震度法に...

港湾地域強震観測年報(1982)

港湾空港技術研究所  資料  0446

1983年06月

構造部 耐震構造研究室
倉田栄一、福原哲夫、野田節男

 この港湾地域強震観測年報は、日本の主要な港湾に設置した強震計で1982年に観測された記録を報告する。本報告は本文および観測結果から成り、観測結果は、強震観測表、記録波形、ディジタル記録、速度および変位波形、応答スペクトル、フーリエスペクトル、水平面内の加速度...

沿岸波浪観測年報(昭和56年)

港湾空港技術研究所  資料  0445

1983年03月

水工部 海象観測研究室
高橋智晴、広瀬宗一、菅原一晃

 昭和53年3月、昭和45年以来実施してきた”波浪に関する拠点観測実施要網”に代って、”沿岸波浪観測実施要網”が運輸省港湾局によって策定された。これによって、水深-50mでの波浪観測及びカートリッジ磁気テープによるディジタルデータの取得等が基準化され、資質のよ...

乱さない海成粘土の正規圧密状態におけるせん断特性について

港湾空港技術研究所  資料  0444

1983年03月

土質部 土性研究室
土田孝、佐藤正春、小林正樹

 有限要素法を用いて地盤の数値解析を行う場合には、土の力学性を表す構成モデルが必要であり、粘土の構成モデルとしてはケンブリッジモデル、関口・太田モデルなどが提案されている。本報告は、5種類の乱さない海成粘土を用いて一連の三軸試験、圧密膨張試験を行い、これらのモ...

間隙水中の塩分が土粒子の比重試験結果に及ぼす影響について

港湾空港技術研究所  資料  0443

1983年03月

土質部 土質調査研究室
小川富美子、石井一郎、奥村樹郎

 海成粘土中に含まれる塩分が土粒子の比重試験結果に及ぼす影響を調べるため、数種の粒子比重試験を実施した。塩化ナトリウム、基準海水を混合した試料の試験結果から、塩分混合比の増大とともに粒子比重我大きく求められることが明らかになった。 この原因を解明するため行った...

昭和57年(1982年)浦河沖地震の港湾地域における強震記録

港湾空港技術研究所  資料  0442

1983年03月

構造部 耐震構造研究室
倉田栄一、野田節男

この資料は、1982年3月21日11時32分の『昭和57年(1982年)浦河沖地震および余震』で得られた強震記録を報告するものである。対象となる記録数は11である。これらの強震記録の各成分の最大加速度を強震観測表に示し、最大加速が20ガル以上の記録5本について...

液状化が海底パイプラインの応力度に及ぼす影響

港湾空港技術研究所  資料  0441

1983年03月


南兼一郎、清宮理、土田肇

 海底地盤に埋設されたパイプラインの周辺の地盤が地震等により液状化する場合、パイプラインは浮力により海底面に向け浮上する。パイプライン軸に沿った地盤が全域にわたって液状化する場合には、パイプに大きな応力度は生じない。しかしパイプラインの一部が掎束されていたり、...

陸上出入貨物調査に基づく港湾貨物の一次流動図集(第7報)-近畿・山陰・山陽編-

港湾空港技術研究所  資料  0440

1983年03月

設計基準部 計画基準研究室
高橋浩二、米澤朗

本資料は、港湾調査規則第6条に規定されている陸上出入貨物調査(昭和56年度実施分)を分析し、搬出・搬入貨物の一次流動を図化したものである。調査・解析対象は、近畿・山陰・山陽地域の10港(舞鶴・境・浜田・岡山・宇野・水島・福山・尾道糸崎・広島及び呉港)である。同...

係船岸におけるたわみ性控え工の設計法に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  0439

1983年03月

設計基準部 設計基準部長
松並仁茂

 最近の大地震において、矢板式係船岸のたわみ性控え工の破災が、他の控え工に較べて特に著しかった。これは結局は、控え工の設計法に問題があるものと判断されるのであるが、これに対し、いまだに有効な解決法が見出されていない。そこで、本研究は従来の計算方式を改訂し、新た...