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10 件中 1〜10 件を表示

MPMを用いた開端ストレート・テーパー杭の支持力特性に関する解析的研究

港湾空港技術研究所  報告  60-3-2

2021年12月

地盤研究領域 基礎工研究グループ
中村 圭太、松村 聡、水谷 崇亮

 港湾の施設の基礎に用いられる開端杭はこれまで杭径が一定のストレート杭がよく利用されてきたが、その鉛直支持力は先端閉塞現象の発現に大きく依存することが知られている。一方、杭径が先端に向けて徐々に小さくなるテーパー杭は、テーパー部の押し広げ効果によって支持力を発...

劣化したPC桟橋上部工の構造性能に関する解析的検討

港湾空港技術研究所  報告  60-3-1

2021年12月

構造研究領域 構造研究グループ
田中 豊、川端 雄一郎、加藤 絵万、鈴鹿 良和、河邊 修作、中嶋 道雄、石井 豪、立神 久雄、小笠原 哲也

 PC桟橋上部工下面部の目視点検において、ひび割れまたは錆汁がある場合には、劣化の発生箇所や程度に関わらず劣化度はaと判定される。PC桟橋上部工下面の点検診断項目の分類はI類であるため、劣化が確認されると性能低下度は機械的にA:施設の性能が相当低下している状態...

テンプレートマッチングを応用した堤体位置検出解析手法の開発

港湾空港技術研究所  報告  60-2-1

2021年09月

地盤研究領域 基礎工研究グループ
松村聡、水谷崇亮、酒井勝、崎本昌稔、松村秀倖、竹内えり

 近年、施工管理や維持管理などを目的として、レーザーや音波を用いた構造物などの形状計測や位置計測が盛んに行われている。計測技術が高度化し、より精細な点群データが得られるようになっている一方で、膨大な点群データから必要とする特徴量を効率良く把握するデータ処理方法...

MPM–剛体シミュレーションのための最小二乗法を用いた摩擦接触アルゴリズムの開発と開端杭の地盤への貫入挙動への適用

港湾空港技術研究所  報告  60-1-7

2021年06月

地盤研究領域 基礎工研究チーム
中村 圭太・松村 聡・水谷 崇亮

 本研究では、粒子と剛体の間の相互作用をシミュレートするために、particle-to-surface 接触に基づいたMPMによる新しい摩擦接触アルゴリズムを提案する。格子ベースのmultivelocity eld technique は、MPM でよく用いら...

プレート境界断層デコルマ帯におけるスロースリップ発生メカニズムに関する研究

港湾空港技術研究所  報告  60-1-6

2021年06月

地盤研究領域 土質研究グループ
杉山 友理・橘 伸也・森川 嘉之

 近年の地震・地殻変動観測網の充実により、今までの観測では捉えることのできなかったプレート境界断層浅部(デコルマ帯)のスロースリップと呼ばれる通常の地震に比べて遅い断層滑り速度で歪を解放する現象が観測された。さらに、東北地方太平洋沖地震で発生した巨大津波の原因...

パラペット後退型護岸に働く波圧に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  60-1-5

2021年06月

沿岸水工研究領域 耐波研究グループ
鈴木 高二朗・久保田 博貴・鶴田 修己

 令和元年房総半島台風(台風15号)は最低中心気圧955hPaと非常に強い勢力を保って関東地方に接近し、9月9日に三浦半島上陸後、東京湾を縦断した。本台風により、横浜市中央区の本牧ふ頭、金沢区の福浦地区と幸浦地区で護岸が倒壊し、越波による浸水被害が発生した。 ...

仮設被覆工の耐波安定性について

港湾空港技術研究所  報告  60-1-4

2021年06月

海洋研究領域 耐波研究グループ
鈴木 高二朗・久保田 博貴・田中 敦

 仮設の被覆材として早期施工が可能な石かごや網袋式袋詰工、大型土のうが設置される場合がある。近年頻発する高波・高潮災害を受けて、仮設被覆工は応急復旧対策として今後もますます需要が増えるものと考えられる。しかし、これらの仮設被覆工については耐波安定性に関する検討...

富山湾・寄り回り波の力学機構

港湾空港技術研究所  報告  60-1-3

2021年06月

海洋利用研究領域 海象情報研究グループ
田村 仁・川口 浩二・藤木 峻

 富山湾沿岸部に襲来する「寄り回り波」は古くから知られたうねり性の高波であり、過去に何度も甚大な沿岸災害をもたらしてきた。今後起こりうる巨大波の襲来を事前に予測することは沿岸部の減災にとって極めて重要な課題である。しかしながら寄り回り波はなぜ巨大化するのか、と...

2019年台風15号による横浜港に襲来したうねり性の波浪

港湾空港技術研究所  報告  60-1-2

2021年06月

海洋利用研究領域 海象情報研究グループ
田村 仁・川口浩二・岩本匠夢・藤木 峻

 2019年9月に発生した台風15号(アジア名Faxai)の直撃は、首都圏の陸上および沿岸部に甚大な被害をもたらした。台風による猛烈な海上風は高波をもたらし、東京湾内のNOWPHAS第二海堡では1991年からの観測開始以降で最大の有義波高が記録された。この高波...

波の遡上域における海浜地形変化に及ぼす潮汐変動の影響に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  60-1-1

2021年06月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
伴野 雅之・栗山 善昭

 本稿はGeophysical Research Lettersで出版された論文「Supermoon Drives Beach Morphological Changes in the Swash Zone」の日本語訳版であり、より詳細な記述や追加の図面を付与...