海洋インフラ・洋上風力技術センター

Ocean Infrastructure and Offshore Wind Energy Research Center

我が国にとって最重要施策の一つである「海洋の開発・利用推進」を技術面で支えるとともに、近年、我が国においても、実施段階を迎えている洋上風力発電の更なる導入推進を技術面で支えるため、港湾空港技術研究所は、これまでの「海洋インフラ技術推進センター」を改称し、平成29年10月1日に「海洋インフラ・洋上風力技術センター」として、新たに活動を開始しました。

センター長ごあいさつ

米山 治男(海洋利用研究領域長)

平成25年の海洋基本計画(閣議決定)策定を機に、海洋利用の重要性がますます高くなってきたことを背景として、港湾空港技術研究所では、「海洋の開発・利用推進」をさらに技術面で支えていくため、平成26年4月1日に「海洋インフラ技術推進センター」を設立し、活動して参りました。一方、近年、我が国においても洋上風力発電プロジェクトが実施段階を迎え、その技術支援ニーズが増大しつつあることから、港湾空港技術研究所は、洋上風力発電の更なる導入推進についても技術面で支えるため、これまでの「海洋インフラ技術推進センター」を改称し、平成29年10月1日に「海洋インフラ・洋上風力技術センター」として、新たに活動を開始しています。海洋の開発・利用の促進のために、海洋の拠点としての離島の役割は非常に重要です。 海洋インフラ・洋上風力技術センターでは、離島を海洋開発・利用の拠点としてふさわしいインフラの整備を技術面から支援するとともに、離島を拠点をしてEEZ(排他的経済水域)内の海洋情報の充実に貢献します。さらに、洋上風力発電施設の円滑な導入を技術面から支援します。海洋インフラ・洋上風力技術センターでは、海洋利用の推進を技術面で支えていくため、他の研究機関と連携・協働して研究を推進しています。 海洋インフラ・洋上風力技術センターでは、4つの重点課題を掲げて研究に取り組んでいます。
・遠隔離島等の外洋性港湾の整備に関する研究・技術支援
・離島等を利用した海洋観測
・港湾を拠点とした海洋・海底資源利用に関する研究・技術支援
・洋上風力発電施設の波浪応答特性、基礎構造等に関する研究・技術支援