MV
構造研究領域

材料研究グループ

Materials Group

材料研究グループは、コンクリート、鋼材、各種防食工法などの海洋環境下における長期耐久性について、実環境を模擬した当研究所所有の暴露施設(海水循環水槽、海水シャワー暴露場)や、実海域中にある波崎海洋観測桟橋での暴露試験等を基に、40年以上も前から継続して検討を実施しています。コンクリートの塩害・耐海水性、鋼材の防食工法等に関する多くの研究成果を挙げています。

グループ長ごあいさつ

山路 徹

私達は、各種材料の海洋環境下における長期耐久性について、実環境での長期暴露試験を基に研究を実施しています。長期暴露試験は言葉通り時間がかかりますが、得られた成果は研究・実務の両面において非常に貴重です。この長期暴露試験を実施してきた経験、実施できる研究環境は、いずれも私達の大きな強みです。今後も諸先輩が開始した暴露試験を引き継ぎつつ、新たな課題にも精力的に取り組んでいきたいと考えています。