港空研について

地震防災研究領域

地震動・耐震構造研究グループ

Engineering Seismology Group / Earthquake and Structural Dynamics Group

地震動研究グループ長ごあいさつ

野津 厚

想定地震による揺れを予測する技術は、比較的最近になって発展してきたものであるため、実務者の間にまだ十分浸透していない面がありますが、国民生活の安心・安全のためには必要な技術です。例えば土質調査技術が土木技術の一部であるように、地震動予測技術もまた土木技術の一部として溶け込み、全国津々浦々でごく普通に使われるようになることが望ましいと考えています。そのために出来ることを行っていきたいと思います。

グループ長ごあいさつ

小濱 英司

港湾や空港は、その耐震性を向上させることで、地震発生時において直後の救援・緊急復旧活動や、本格復興において重要となる物資や人員の輸送拠点の役割を果たすことができます。阪神淡路大震災の際も、神戸港を通じた海上からの輸送が被災地の救援や復興に大きく寄与しました。当研究グループでは、限られた予算の中、効率的に施設の耐震強化ができるよう新たな技術開発を行っています。

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