2021年濱口(はまぐち)梧陵(ごりょう)国際賞の受賞者が決まりました

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令和3年11月24日

2021年 濱口梧陵国際賞(国土交通大臣賞)受賞者が決まりました

 津波・高潮等に対する防災・減災に関して顕著な功績を挙げた国内外の個人又は団体を表彰する「濱口梧陵国際賞」(国土交通大臣賞)について、2021年の受賞者が決まりました。授賞式及び記念講演会は11月29日に行われます。

 濱口梧陵国際賞は、我が国の津波防災の日である11月5日が、2015年の国連総会において「世界津波の日」として制定されたことを受け、沿岸防災技術に係る国内外で啓発及び普及促進を図るべく、国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会によって2016年に創設された国際的な賞です。
今般、2021年の受賞者が下記の2名・1団体に決まり、授賞式及び記念講演会が下記のとおり開催されますのでお知らせします。

〈濱口梧陵について〉 
 現在の和歌山県広川町で生誕。安政元年(1854年)突如大地震が発生、大津波が一帯を襲いました。このとき、梧陵は稲むら(稲束を積み重ねたもの)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導、安全な場所に避難させました。その後も、被災者用の小屋の建設、防波堤の築造等の復興にも取り組み、後の津波による被害を最小限に抑えたと言われています。

稲むらの火

稲むらの火(資料提供:内閣府防災担当)

(1)日 時 令和3年11月29日(月) 16時00分~(授賞式)、16時30分~(記念講演会)
(2)場 所 海運クラブ(東京都千代田区平河町2丁目6-4 海運ビル)
(3)受賞者 2名・1団体

  1. 松冨 英夫 秋田大学名誉教授/中央大学研究開発機構客員教授 
  2. Gerassimos A. Papadopoulos 国際自然災害防止・軽減学会会長

  3. 太平洋津波博物館(アメリカ)

※当日は、報道関係者に限り撮影が可能です。撮影を希望される報道関係者は別紙3「申込用紙」に必要な事項を記入のうえ、11月26日(金)12時までに申込用紙をメールに添付してお申し込みください。

※今般の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、撮影については各社1名とし、「手洗い」や「マスクの着用を含む咳エチケット」等の感染防止対策にご協力をお願いします。


※開催概要については、後日、事務局(https://www.pari.go.jp/)のWebページにて公開する予定です。

<添付資料>

2021年濱口梧陵国際賞について(別紙1)(PDF/304KB)

受賞者紹介(別紙2)(PDF/193KB)

撮影申込用紙(別紙3)(Word/18KB)

【お問い合わせ先】
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所
国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会事務局 門井
電話: 046-844-5040 (直通)
Eメール:hamaguchi