K-NET牡鹿は2004年1月30日に移設されており,移設後のK-NET牡鹿のサイト増幅特性は港空研資料No.1112では算定されていない.一方,港空研資料No.1244では,最寄りのK-NET観測点であるK-NET北上との中小地震観測記録のフーリエスペクトル比に基づいて,K-NET牡鹿(2004年移設後)におけるサイト増幅特性の評価を行っている.具体的には
1.2004年1月30日から2011年3月10日までの間に発生
2.M5.0以上M7.0未満
3.深さ60km以下
4.K-NET牡鹿とK-NET北上の両者で記録が得られている
以上の4条件を満足する31の地震に対し,K-NET牡鹿とK-NET北上におけるフーリエスペクトルの比を計算し(図-1),これにK-NET北上における既往のサイト増幅特性(港空研資料No.1112)を乗じることにより,K-NET牡鹿(2004年移設後)におけるサイト増幅特性の評価を行っている.結果を図-2に示す.得られたサイト増幅特性は表層地盤による増幅の影響が比較的小さいものとなっている. |