港空研について 研究施設のご紹介

三次元水中振動台

本施設は、阪神淡路大震災を機に整備したもので、大縮尺(1/30~1/15)実験模型を用いての港湾施設の地震時挙動、地盤の液状化特性の解明及び耐免震化における新技術の開発を行うための施設です。

臨海地域や沖合人工島の護岸や防波堤などは水中に建設されるために、地震時に陸上の構造物とは違った影響を受けることとなります。この施設は、13m角、水深2mの水槽の底に設置された振動テーブルが最大変位±30cm、最大加速度±2Gで水平二方向・鉛直1方向の三次元で振動させることができます。これを用いて、施設の模型に地震力を作用させ水中での地震の影響を研究しています。

三次元水中振動台全景の画像

三次元水中振動台全景

三次元水中振動台

地震時におけるコンテナクレーンの制震・免震性を把握するため、大縮尺模型(実構造物の約1/30 -1/15 程度のスケール)を用いた模型振動台実験の様子です。 

コンテナバース(ガントリークレーン)の画像

コンテナバース(ガントリークレーン)

実験中の様子の画像

実験中の様子

主に施設を利用している研究グループ